歴史を取り戻す
2012年01月19日
魚に水が見えないように、鳥に空気が見えないように、日本人に日本が見えない。
私は、日本史について本当のことを知らないということすら知らないで生きていました。
しかし、自分の国について何も知らないということが、いかに恥ずべきことであるかをようやく気づかされたように思えます。
人は、その国に生まれたからその国の人間として生きるのではないと知りました。
民族としてのアイデンティティとは、民族の歴史を学び、そこから生まれてくるものだとイスラエルとの交流を通して教えられました。
これまで私は、国を誇りに思うことや、国を自慢することに対してどこか恥ずかしく感じる気持ちを持っていました。
マスコミなどでも、国を貶める有識者の意見が飛び交っています。
それが、あたかも正論のように伝えられています。
しかし、自分の国を愛せない者には、他国を愛することも、延いては自分自身を尊び愛することなどできないのではないでしょうか。
天地のはじめ、目に見えない明るく幸せな神の世界を地上に創りたいという神の意思を知り、私たちは、神の世界といえる国づくりをする使命を授かった民族だったのです。
その心がなくなれば、もはや真の日本人ではないと言えましょう。
そこに立ち返る以外、日本再生の道はないと思わされました。
ユダヤ民族は言います、民族の歴史と民族心を失くした民族は必ず滅びると。
日本は、幾度となく国難に遭い、国が滅びるかもしれないという事変に遭遇しています。
元寇、黒船来襲、日露戦争、大東亜戦争敗戦後、国史、修身、地理の授業の即時停止命令、教育勅語廃止。
GHQは日本人を自国の誇りを語れない紙屑のような人間にしようとしました。
作為的に捻じ曲げられてしまった日本の歴史。
特攻の英霊の遺書、「自分の血の中には三千年の間、受け継がれてきた先祖の息吹が脈打っているんだ。至尊のご命令である日本人の血が湧く。永遠に栄えあれ祖国日本。」
日本よ永遠なれと、祈らずにはいられません。