赤塚高仁ブログ「これでいいのだ!」

あなたの職業はなんですか?

2012年06月21日

 住まいネットの全体会議で、船井勝仁さんが、みんなに聞きました。

「あなたの職業は、なんですか?」

北海道から鹿児島まで、本物の健康住宅を目指す仲間が一堂に集っている場で、そう聞かれたのです。

そして、これからは、こう答えてくださいと言われました。

「私は、世の中を良くするために働いています。

 そのために家を建てています。と」

大手ハウスメーカーの悪口を言う必要は、ありません。

心臓外科手術をするのに、まず必要なのは、バイパスを作ることです。

大手ハウスメーカーという、大動脈は、今すぐに止められない。

だからこそ、一ミリのウソもつかず、現実を直視して、自分の持てる力を出し切ってください。

子どもたちが幸せになるための家をつくってください。

世の中の子どもが、幸せに生きられる世界にしてゆきましょう、

 

 人が、この世に生まれるのは、きっとその人が果たすべきお役があるからなのでしょう。

それを天命と言うのかもしれません。

それと同じように、会社には、理念という、みんなを良くする心が必要です。

澤田さんは、言いました。

「毒を売って、金儲けしたいなら、他の仕事でいいじゃん」と。

 

  基調講演は、女優の浜美枝さんでした。

70歳になろうとしている浜さんの、凛とした立ち姿、美しかったです。

家を造るワシらに、多くのメッセージを届けてくださいました。

「未来を担う子供たちのために、良き種をまこう。

家は、断じて工業製品ではありません。

今の私たちの暮らしは、何かが変です。

暮らしに疑問をもってください。

遠いところから食べ物を運んできて、しかも、それを惜しげもなく捨てる。

もう、外食を当たり前と思う時代は終わりますよ。

もっともっとと目に見える豊かさを求め続ける時代は終わりますよ。

一人ひとりが、身の丈にあった暮らしをすることです。

そして、家づくりという素晴らしい仕事に携わっている皆さんには、家族が幸せを感じる家づくりをしていただきたい。」

 

  なんだか、天からの声のような涼やかな風が、一人ひとりの心の中に吹いたように思えました。

船井勝仁さんも、泣いておられました。

我らのリーダーも、子供のような目で、靴を脱いで椅子の上で膝を抱えて、深くうなづいていました。

 

 懇親会、二次会、三次会…   ファミリーっていいものですね。

MVPに輝いた和波社長に負けないように、切磋琢磨してワシも成長します。

すべては、住まう人の笑顔と健康のために。