赤塚高仁ブログ「これでいいのだ!」

トリプル断熱という奇蹟

2012年08月03日

 今週末に催す完成現場見学会。

真夏の炎天下でもエアコンの要らない究極のECOハウスです。

でも、断熱の力を体感していただくためにも一個だけ小さなエアコンを用意します。

去年の冬にオープンした、「魔法の家」

小さなガスファンヒーター一個で家中が温かくなりました。

寒い時に温かい家は、どうやって造るのかはわかりました。

アメリカ、コロラド州のロッキーマウンテン研究所でマイナス40度でも暖房の要らない家を見たからです。

NHKの番組で特集された、エネルギーの研究家、エイモリーロビンス博士に会いに行きました。

アメリカの政府のエネルギー顧問をされていた科学者です。

どこの誰かもわからない、ワシのような者にも2時間、面会時間を作ってくれました。

「アカツカサーン、ヨウコソイラッシャイ」って、第一印象メチャクチャ素敵でした。

ノーベル賞に最も近いといわれている天才科学者が、なんて謙虚なんでしょうか。 

 博士と出会わなければ、ECOハウスへの一歩を踏み出すことはできなかったでしょうね。

そして、その一歩がなければ、この方とも出会わせてもらうこともなく、師匠とも出会えなかったと思えます。

 

でも、マイナス40度で、暖房の要らない家は作ることができるのがわかったけど、それは、ロッキー山脈の中でのこと。

日本の高温多湿の夏をどうするのか・・・その問題がずっと、頭の中をぐるぐるまわっていました。

ドイツのパッシブハウスも研究しました。

ドイツでの実績を重ねた建築家さんにも会いに行きました。

でもC値がどうのこうの、Q値がどうのこうの・・・なんだか、ちっとも楽しくなかったのです。

・・・・・ん~こりゃ、あかんわ

 

  澤田さんは、それまで会った誰とも違って、誰でもなくて、誰にもできない世界にたどり着いた人でした。

だって、断熱についてはずいぶん研究してきたのですが、澤田さんが発明した「トリプル断熱」は、まさに究極の工法。

世界に類を見ない、日本のための日本人による最幸の断熱工法。

おそらく、この「トリプル断熱」を売り物にして広めれば、澤田さんは巨万の富を得ることも可能だったはずです。

しかし、澤田さんは、無償でこの工法をワシらに与えてくださいました。

冬の寒さにも、夏の暑さにも、湿気にもマルチ対応できる比類なき、まさに究極の断熱工法。

エアコンだの、床暖房だの、エネルギーを消費する方向にしか考えられない我が国で、エネルギーを漏らさないという逆転の発想を現実のものとした、この「トリプル断熱」こそ、世界に誇るべき日本が生んだ金メダルと言って良いでしょうか。

真夏に見学会をさせていただけることに感謝です。

どうか、びっくりしにきてください。

大手ハウスメーカーでは、永遠にできない、本当のECOハウスが体感できますから。

 

TVや報道に踊らされないでくださいね。

世界標準の家造りをしようと、本気で取り組んでいるグループがいることを知ってください。

わが師、糸川英夫博士は、「新聞やTVでで、信じていいのは日付だけ」と仰いました。

本当のことは、いつも小さな声ですから。

・・・あ、 澤田さんは、声でかいですけど

 

 

いざゆけ、強者、日本男子

2012年08月02日

   毎秒毎秒、命懸けで生きる。

 

今日一日くらいいいでしょう・・・というのをワシらのリーダーは最も嫌います。

「30年間一回も休んだことがないから、今日一日ぐらいいいでしょうって、新幹線が来なかったらどうしますか?」

「今まで一度も遅れたことがないから、今日だけは勘弁してって、新聞が一ページでも真っ白だったらダメでしょ!」

5年以上にわたって、全ての週末土日を全国でセミナーをするために捧げてきた澤田さん。

熱が40度以上あろうと、お父さんの葬儀の翌日であろうと、ただの一度も休んだことがない。

無料セミナーですし、自分の商品を売り込むためのセミナーではありません。

ハウスメーカーが悪くした日本の住宅を良くしたい。

縁あった工務店が良くなるように、との利他の想いが澤田さんの言動から溢れ出します。

 

澤田さんは、情け深いけど容赦はありません。

叱られるときは、徹底的に叱られます。

自分自身を守ろうとか、良く思われようといった媚びは全くありません。

売春婦の影が全く立ち上がって来ない、稀有な人です。

しかし、何か失敗したからという理由で叱ることはありません。

人の道に外れたとき、すなわち仁義を欠いたときは完膚無きまで叩かれます。

 

ワシのようなビジネスの落ちこぼれ社長に対し、ド真剣に叱ってくださいます。

小さな会社であるとか、大企業であるとか、いわゆるこの世のモノサシで人を測ることがないのです。

「アカツカさん、精神世界の楽な話に逃げるなよ!

金くらい儲けて、社員を幸せにしろよ。

それもやんないで、日本のことを語るなよ、見苦しい!」

カ・ネ・ク・ラ・イ・モ・ウ・ケ・テ・ク・ダ・サ・イ 

 

 もしも、自分が澤田さんほどのビジネスの才覚があって、能力が超越していたとしたら、きっと澤田さんのような生き方は出来ないように思えます。

ワシの機嫌をとってくれる人を周りにはべらし、やりたくないことはやらず、傲慢な天狗になってしまうことでしょう。

そもそも格下の相手に真剣にぶつかろうなんて、思いもしないでしょうね。

だって、面倒臭いじゃないですか。

ちっとも自分の得にならないもの。

 

  日本男子ってのは、いちいち能書きを垂れるんじゃなくて、行動で、背中で生き様を示すんだと見せてくれる人。

 

ファミリーの仲間もそれぞれしっかり叱られてました。

伊O山さんも、細O猿さんも叱られてました。

人が叱られてるときは、ホッとするわ。

ま、次の瞬間、弾は飛んでくんねんけど。

それから、真夜中のCoCo壱番屋のチキンカツカレー5辛、これはキツイですな。

 

ヘコみました、53歳、ヤギと呼ばれる能書きおやぢ。

一日ぐらいブログ休んでもいいでしょうって、ちょっと思いつつ朝の近鉄電車、名古屋から津に戻る車内でiPad叩いているのです。

ひとつくらい澤田さんとの約束守りたいから。

日本男子として生きる道を歩きたいから。

窓の外には、入道雲、暑い一日になりそうです。

 

 

 

 

たいせつなこと

2012年08月01日

  挨拶もできない、まともな日本語の読み書きもできない人が増えていると言われます。

情報が飛び交い、携帯電話、メール、常に言葉が交わされているように思えますが、日本語がおかしいです。

なんだか、テレビに出てる外人タレントの方が綺麗な日本語を話したりしますよね。

 

 人間は、言葉を発明し、言葉することによってこの世界を作り上げてきたのです。

言葉することとは、思考することそのものといっていいかも知れません。

目に見える世界の全ては、実は、「言葉」です。

そして、民族の言葉とは、民族の歴史そのものだと言えましょうか。

母国語での美しい言葉は、ひとりひとりの立ち位置であり、この世を生き抜く力ともなるのではないかと思えます。

 

 1300年前に編纂された古事記、そして明治23年10月30日に発布された教育勅語もそうだと言えましょう。

幕末以来、恐ろしいほどの国際化の中にあって、日本人とは何かを忘れずにいようという明治天皇の祈りでもあります。

315文字のリズミカルな名文です。

キリスト教の西洋文明の匂いも無く、儒教の韓国的な思想も香らない、本当に美しい日本語であり、大和民族のこころそのものです。

戦前の小学校でも繰り返し、読み書きすることで皆が覚え、そこに込められた「たいせつなこと」を心の糧に成長できたのだと思えます。

 でも、今の日本の小学生に、この教育勅語を暗記させることは容易でないでしょう。

そもそも、学校の先生が原文の意味をわかりません。

だから、子供にもわかる文章にしてCDに録音しました。

念を入れました。

この文章こそ、日本人の基本であり、いのちの根本と言っていいのかも知れません。

ドイツは、戦後の復興を、ドイツ語に翻訳した教育勅語を支えに行い、

米国のレーガン大統領は、乱れきったアメリカの道徳の建て直しに、英訳した教育勅語を使ったのです。

そんな誇らしいこと、ちっとも教えず、自虐的な歴史史観・・・いいかげん、やめませんか。

我が国だけが、戦後何の審議もされぬまま教育勅語を連合国によって廃止させられました。

おかしくないですか?

教育勅語は、軍国主義につながる悪い教えだと言う人があるけど、

本当に読んだ人とこれまで会ったことありません。

 

 言葉の基本の無い会話では、心は結べません。

私たちの言葉の基本、命の根っこ、たいせつなことを思い出さなければならない時にきているのではないでしょうか。

 

 明治天皇からの尊い贈り物を、いまこそ受け取る時ではありませんか?

将軍様が美人芸能人喜び組さんと素敵な時間を過ごしてくださることを、魂の底から喜び、ワシは、真夜中にオリンピック観ながらウナサレブログ書くのだった。

幸せやなぁ。 B型に生まれて じみじみ、感謝。