赤塚高仁ブログ「これでいいのだ!」

さらば守屋さん

2013年01月22日

  守屋さんと出会ったのは、三重幕屋の集会でした。

志摩に住んでいた守屋さんは、一本も歯がなく、それでもいつも笑っている人でした。

キリストの集会で出会ったのに、守屋さんはずっと天理教の信者さんでした。

どうやら生まれは山陽地方のようですが、過去はよくわかりません。

どこかに奥さんだった人もいて、大きくなった子供もいるようなことも聞きました。

車で寝起きして、その車でたこ焼きをやいて売っていました。

うちの事務所の駐車場の隅でたこ焼きを売らせてくれというので、毎週水曜日はたこ焼き屋さんになって、いつの間にか固定客がつき、

タクシーの運転手さんも毎週買いに来るようになりました。

ワシも、毎週水曜日はたこ焼きの日、お好み焼きも焼いてもらいました。

 

 去年の夏から、うちの会社の現場の片付けや資材の運搬を手伝ってもらうようになりました。

そのうち庭の剪定や、ちょっとした大工仕事や塗装なんかも上手にやってくれるようになったのです。

澤田さんのセミナーで配る生体エネルギーのコースターも守屋さんが上手に作ってくれます。

歯のない守屋さん、とにかくいつも笑っています。

人の悪口、陰口、不平不満、泣き言、文句・・守屋さんの口から出ません。

いつの間にか、我社のかけがえのない人財となっていました。

何も言わなくても、現場が散らかっていたらキレイにしてくれ、空き地は草刈りしてくれる。

黙って、人の嫌がる作業でも黙々とやり続けてくれます。

床下にもぐってホウ酸撒いてくれたり、どろどろになって作業してくれる。 

それでいてキリストの集会では、一緒に聖書を読み、賛美歌を歌い、祈る兄弟です。

 

 その守屋さん、21日の月曜日をもって赤塚建設をやめて、志摩で真珠の仕事をするそうです。

いままですぐそばにいてくれたから、そこにいるのが当たり前のことだと思い始めていましたが、

いなくなってみて本当に助けられていたこと、改めてかみ締めます。

68歳の守屋さん、

守屋さんの未来に幸あれと祈ります。

歯医者さんに行って総入れ歯をつくってもらった守屋さん、少年のような顔になりました。

出逢いと別れを繰り返しながら、人生という旅は進んでいきますが、

出逢いを通して、ひとは自分に出会っていくのでしょうか。

 

  さよならだけが人生さ、と太宰治は言いました。

入江さん、お気に入りの財布と全てのカード、免許証類、そして守屋さん・・・

よーーーーし、この際もっともっとサヨナラをして、スペースを作りましょう。

古い社屋ともさよならしよう。

築43年の赤塚建設ビルヂング、大改修することにします。

太陽がいっぱいのその日が目の前ですから。

そうです、もうすぐ春ですねぇ~ なのです。

 

 

さよならのかわりに

2013年01月21日

  今年最初の澤田セミナースタートしました。

和波社長の大津からです。

終わったあと京都で会いましょうかと澤田さんが言ってくれたので、ワシは近鉄特急飛ばして京都に向かいました。

先斗町で待ち合わせ。

串カツをつまんだあと、古い町家を改造した料理屋さんでフグの鍋をいただきました。

坂本龍馬も歩いた道を歩ける喜びも噛み締めました。

和波社長、ごっつあんでした。

その後、歌舞練場そばにある幸子ママのお店に繰り出しました。

とにかく笑顔の素敵な人なのです、幸子ママは。

しこたま歌い、たこ焼きの出前を食べて、流石に連日のダメージ積み重なる面々、そこをもってお開

澤田さんと和波社長をタクシーに乗っけて、ホッとしたのもつかの間。

   事件が起きたのはその直後です。

ポケットにあるはずの財布がない。

歩いてきた道くまなく探したけど、ない。

 

現金、財布は仕方ないけどカードがヤバい。

夜中までかかってカード会社に電話をかけてひたすら被害を最小限にくいとめる作業。

交番で紛失届けをもらいます。

で、ホテルについたのは真夜中の事でした。

 

さあて、一文無しになったワシです。

横浜で、長谷川総裁と秋山木工の社長宅でリクルートのお願いをする予定になってましたが、電車賃がありません。

長谷川さん、秋山さんに断り入れて、手配だけさせていただきました。

でも、津に帰る電車賃もありません。

 

   京都で会う事になっていたお客様にお金、借りました。

電車で帰るのももったいないから、バスに乗りました。

 

  サンキュー、ワシの財布。

長いこと一緒に歩んでくれてサンキュー。

サンキュー、フォーユア テンダネス。

カードに免許証、宅建主任者証、定借アドバイザーのライセンス・・・

サンキュー   フォー  ユア  エブリシング

さよならのかわりに、何があるんやろ。

 

すべては今のためにあったこと

2013年01月20日

  伊勢の父と呼ばれている中山靖雄先生は、ワシを神宮に導いてくださった恩人です。

 

ずっと以前から中山先生のことは知っていましたし、修養団のことも知ってはいました。

JCに入会した年、アカデミーの研修で2月の夜、寒風吹きすさぶ五十鈴川に漬けられた思い出があります。

29歳の時ですから、いまから25年も前のこと。

童心行だのこんなバカバカしいことやってられへんわ! と短気なワシはそのあとすぐにJCも辞めてしまいました。

それから糸川博士と出逢い、10年の時が過ぎてゆきます。

 

 6年前のこと、中山先生からお電話をいただき、伊勢神宮で最も大きなお祭「神嘗祭」を奉観させていただいとき、ワシの中で何かスイッチが入りました。

日本人のDNAにスイッチがオン!となった瞬間でした。

 

 この感動を一人でも多くの人に伝えたい、そう思って「神話を体感する会」を立ち上げたのでした。

中山先生も毎回講師として出てくださり、目が見えなくなってからも、参加者全員の名前をテープに吹き込んでもらい一人残らず名前を覚えて、開校式の時には全員の名前を北海道から九州まで順番に呼んで下さいました。

毎朝神宮に正式参拝をし、全員の名前を呼んで祈ってくださっていたそうです。

また、会が終了した後も神宮に行ってくださり、全員の名前を呼んで感謝の念を捧げてくださっていたとのことです。

我が腹心の友、山元加津子さんを中山先生のところへ連れて行こうと伊勢に行ったのがきっかけで出来た「1/4の奇蹟」という映画は、世界に広がっています。

中山先生が映画の中で語るシーンでは、みんなが涙します。

その後中山先生、脳梗塞でずっと寝たきりでしたが、復活されました。

なんと、本を出版されることになりました。

2月5日 海竜社から出ます。 「すべては今のためにあったこと」

・・・済んだことはみんないいこと、これから起きることもみんないいこと。

そういうふうに思えたら、今の人生をすべてこのままでやらせてもらうというだけになります。

そうしたら、いいご縁がどんどん湧いてくるのです。

  天がそれを起こされたのだから、「あ、そうなんですか」というだけのことです。

それを苦にするか、苦にしないかだけのことです。

 

 「よく見られたい」という心の計算は、魂から見ると嘘の世界です。

それを修めてゆくのが心の「修養」です

 

 「死んでもいい」というのはこだわりです。

こだわりは「心」の道です。

生きて、生きて、生きおおすのが「魂」の道なのです。

 

  ああ、中山先生の声が聞こえる。

6年続けさせていただいた「神話を体感する会」を降りて、商売に専念すると覚悟を決めた途端に中山先生の本が届くなんて不思議ですね。

 

 すべてを「よし」にするには時間がかかることもあります。

それでも、この出来事はいいことなのだと決めることが大切なのです。

・・・ 魂に沁みます

 

 

 

 

巨象に勝った信念

2013年01月19日

 

 高知合宿で澤田リーダーが、この本読むといいよって教えれくれたのが

「巨象に勝ったハーレーダビットソンの信念」です。

合宿中にアマゾンに申し込んでおいたら今日届きました。

この本のはじめに、「凡事を非凡に徹底せよ!」とあります。

ハーレーダビットソンジャパンの奥井社長は、売り方やビジネスの進め方などで、これまでの業界になかった事例を数多く作りながらやってこられたそうです。

「凡事」とは、誰もが軽視し、侮ってやらないような一見些細なことを着実にシステム化し、徹底するうちに他社とは異次元の会社になったといいます。

ハーレーダビットソンというワイルドなアメリカの象徴が、ただ極めて常識的なことをやり続けただけだと書かれています。

勝つためには、挑まない、比較しない、それがハーレーダビットソンJAPANのマーケティングの基本だそうです。

競争意識からはマーケティングを考えない。

他社との比較がマーケティングの出発点だとしたら、お客様に喜んでいただけるマーケティングなど展開できない。

そんなマーケティングはおぞましいとさえあります。

だから、自社の歴史、使命に忠実に、夢の実現を通して顧客を魅了し会社の生存を維持していくために原点からマーケティングを見直したそうです。

大型の二輪車ハーレーダビットソンの売上は、ピーク時の10分の1にまで落ち込んでいた中で、

「凡事を非凡に徹底」して「明日は小さな超一流企業」になろうという独自性は、他社との比較によって、つまり競争心理から出発した表層的な差別化ではなく、わずかな独自性を他社が追従できないレベルまで積み重ねた結果だから地に脚がついてますよね。

そして、22年連続成長、大型バイク市場でシェア第一位です。

もし、他社が表面的に同じようなことをやり始めたとしても、それはすでに通り過ぎてきた過去ですから、まったく動じる必要もありません。

 

目次がまた面白いのです。

・「挑まない」「比較しない」が発想の原点

・価格でなく価値で売る

・売れない理由を正当化しない、させない

・経営責任者の言い訳がもたらすもの

・顧客は囲い込めない、囲い込まない

・優先順位をつけて仕事をしない・・・・・などなど

 

まさに大手ハウスメーカーという巨象に囲まれた蟻のようなワシらですが、信念がミラクルをおこすこと思わされます。

「神様が宿る家」のヒントがいっぱいあります。

じっくり読んで、魂に落とし込みたいものです。

そして何かが変わるかどうかは一点、やるかやらないか、ただそれだけだと思うのです。

澤田塾高知合宿・番外編

2013年01月18日

  東京の大雪で、集合できないメンバーがあったため初日は予定変更となり、桂浜・高知城を見学しました。

そのあと、夕食は「司」という土佐料理の老舗で、カツオのたたき、ちゃんばら貝、くじらの串カツなどなど郷土料理に舌鼓を打ったのです。

やあやあ、みんな良く食べる、よく飲む。

焼酎のボトルがつぎつぎ空になってゆきます。

ワシは、隅っこで静かに土佐の大好きな日本酒、「酔鯨・純米吟醸」 秋田の大田社長と飲んでました。

 「さあ、二次会行くぞ!」

リーダーの掛け声で、次に行った店は、昭和レトロの居酒屋。

また、焼酎が消費されてゆきます。

マルシンハンバーグ、ボンカレー、サバ味噌煮、タコウインナー・・・

 

 おお、よく食べた

 

「お腹すいたーーー」

カリスマリーダーは、異常に燃費が悪いので、食べながらエネルギー消費されていきます。

なんと、焼き肉(−_−;)

そこを出たら、次はお好み焼き。

カリスマリーダーは、ペロリと一枚食べました。

みんなも食べました。

ワシもちょっと食べました。

カキ氷にマヨネーズとソースかけて笠井さんは食べてましたが、

翌朝覚えてませんでした。  胸やけするといってましたが、そりゃそうでしょ。

え、それで終わりかって?

CoCo壱番屋は、高知にもありまして、カリスマリーダーは、5辛を一人前ペロリ

 

   良し悪しを超えて、とにかくパワーのすごさを思わされます。

強気、大事ですね。

 

ここにいるということ

2013年01月17日

  とある勉強会の後、場所は東京の某所

食事も終えて、みんなでカラオケに行こうということになりました。

珍しく澤田ファミリーの男どもはわずか4名、女子が20名近くいたでしょうか。

澤田さんは、自ら進んで歌ったりしないで、いつもみんなが歌ってるのを嬉しそうに見ています。

全国人見知り大賞があるなら、上位入賞間違いないでしょう。

だから、お酒の力をちょっと借りて、一所懸命人と交わっておられます。

好きな人につい意地悪をしてしまう、やんちゃな男一匹ガキ大将です。

   

  さて、よくあるカラオケでの風景。

誰かが歌ってるのに、ある人は隣としゃべり、ある人は次の選曲に夢中、しかもそのとき注文したチョコレートパフェがいっぱい届きキャアキャアと大騒ぎ。

プチ

 

プチプチ

 

  「お前ら、仲間が歌ってるのに無視すんの!?

思いやりなさすぎ、サイテーの態度だと思わねぇ?」

女子の皆さんであろうと澤田さんは、いうべきことをキッパリと言われます。

毎秒毎秒真剣に生きているからこそ、人に対する好い加減な態度が許せないのが澤田さんです。

どんなときも気配りを忘れない。

「一事が万事」   澤田さんの口癖です。

普段から当たり前にできないことは、いざという時にできるわけがない。

 

確かに言われたとき、嬉しい気持ちになれません、場も凍りつくようなときもあります。

でも、誰が言ってくれるでしょう、いい歳した社長と呼ばれるおっさんやオバハンに。

 

生まれた場所や、息をしてる場所も遠く離れていたもの同志が出逢い、ひとときともに過ごすのです。

いまココにいることってとっても大事ですよね。

思考は、過去や未来、あっちやそっちにすぐ飛んで行って、「イマココ」が手薄になってしまいます。

エネルギーに満ち溢れた「イマココ」にいること、心していたいものです。

澤田塾高知合宿その2

2013年01月16日

  朝から去年の決算書の分析です。

売上、粗利、そしてお客様別、出会ってから御契約までの時間・・・過去の数字はウソをつかない。

すべての結果の事実から目をそらすことなく、原因究明をするのです。

感情は一切省き、すべての原因をロジカルに分析することから始まります。

これが、澤田流事業計画の「ウォーミングアップ」であります。

ここから、「答えのない世界に答えを見つける」作業に入ります。

それは、全員違うから、方程式のない会社独自の生き方の世界だからでしょうか。

一年365日のうち、日曜祭日やお盆、正月休みを除いた就業時間のうちで、その時間にそれぞれがどんな行動をとっているのか。

「あなたの仕事は何?」 例えば、営業マンはお客様と会ってる時間以外は仕事と呼べません。

なぜなら、それ以外一円のお金も生み出さないからです。

すべてを「時間」で見なさい、と澤田先生は指導されます。

何のために今の行動があるのか、常に目的意識を持つようにしなければ、時間は手のひらにすくった砂のように指の間からこぼれ落ちてしまうでしょう。

 

「社長のくせに契約がうまいなんて当たり前だろう

     そんなことに時間を費やしているから会社が止まるんだよ!

          経営に方程式はない、だから、それを永遠に探すのが経営だ。」

 

ワシは、若い頃から経営計画をつくるセミナーに毎年参加してきました。

しかし、様々な異業種の社長さんたちと過ごす合宿は、それはそれで学びになるのですが、どうしても作ったものが絵に描いた餅になってしまうきらいがありました。

ところが、この高知合宿は(マラソンでは高地合宿をするそうですが・・)全員同業者。

しかも、志を同じくする「神様が宿る家」の仲間たち。

しかも、指導者は、学者でもコンサルの先生でもなく、机上の理論を激しく嫌う実践人。

実際に経営者として、工務店を上場レベルまで数字をたたき出した人だから半端な説得力ではありません。

厳しいけどありがたいことです。

仲間の社長たち、黙々と数字とにらめっこ、頭から湯気が出てます。

 

 今日でちょうど一年、澤田先生から「ブログは絶対に毎日書くように」と言われ、一日も欠かさずに書いてきました。

去年の今日は、名古屋で面談を受けていたのですね。

 

人は変わることができる、いつでもその気になれば、人は変わることができるのです。

 ワシも社員さんたちにやりがいを与えられるようになるため、しっかりとビジョンを描きます。

そして、「この仕事は、あなたにしかできないから、あなたに任せるのです」と明確に指示できる社長に育ちます。

すべては、出会うお客様の笑顔と健康のために。

 

 

澤田塾高知合宿

2013年01月15日

  数字は、嘘をつかない

 数字から逃げるな

そのために、徹底的に決算書の分析、目標設定、経営に必要な考え方を叩き込む。

 

 神様が宿る家を作る仲間たちが高知に集合しました。

日本を変えた幕末の志士たちのエネルギーがあふれる土佐。

ここで澤田先生の指導が始まります。

全国から集まる予定が、東京の大雪で飛行機が欠航、東京チームが来られません。

そこで、初日の今日は、桂浜で龍馬さんにご挨拶。

龍馬記念館で、龍馬さんの直筆の手紙を見たり、高知城で国宝の木造建築をじっくり見学させてもらいました。

 

  どんなときも澤田先生は、常にまわりに気を配り、一人一人にアドバイスをくださいます。

 

そんな中で、ワシは澤田先生に叱られました。

神話を体感する会のことです。

いいことをやってる気になって、伊勢神宮や神様、天皇を口に出せば敬われると勘違いして、日常の仕事をおろそかにする、そんなのは絶対反対だ!

平日に仕事をサボって、夜中まで酒を飲んで、伊勢神宮のことだからって悪びれもしないなんて、おかしくないですか?

利益も出せず、税金もまともに払えないような人が、現実逃避してる。

年に一回川に漬かって、そんなこと何になる。

澤田ファミリーの文化と違うから、持ち込まないでもらいたい。

 

  夜中まで、延々とお叱りを受けました。

いま、ワシは、澤田さんを師匠として仕事に取り組ませていただいています。

師匠がシロと言えば、黒いものでも白です。

神話を体感する会の主催は、辞めさせてもらうことにしました。

6年間続けてきたワシの一つの歩みを終えます。

やめてみてわかることもあるかもしれません。

三重に帰ったら、修養団に話に行ってきます。

誰かに引き継いでもらえるといいのですがーーー。

 

   いよいよ決算書の分析と、来季の目標設定です。

いまはとにかく経営を良くすること、会社を良くすること、

それだけを考えていきます。

本気で叱ってくれる師匠があること、腹の底から感謝です。

花も嵐も踏み越えて

2013年01月14日

  去年の9月30日は、大嵐でした。

暴風雨の中、澤田さんの、本当にいい家作りのセミナーが開催されたのでした。

相次ぐキャンセルの中、お越し下さった皆様に心いっぱい感謝申し上げます。

しかし、あまりの暴風雨のため、本来4時間近いセミナー時間は、2時間となり、

中身は凝縮された素晴らしいものでしたが、終了するや否や一気に皆様お帰りになられ、

なんと体感ツアーは、おふた組でした。

熱心に質問してくださる◯様と、K様でありました。

k様夫妻は、終始無言、あまり関心ないのかも知れないなーーーと思っていました。

土地もお持ちでなかったですし。

ところが、不動産王、浪岡選手が探してきた土地がお気に召し、また澤田さんのプロデュースしてくださったプランが素晴らしく、あれよあれよというまに進捗してゆきました。

K様は、神様が宿る家以外は考えることができないと、他社と比べたり値引き交渉など一切されませんでした。

この仕様なら当然そのコストはかかるだろうとご理解くださいました。

以前のワシなら、間取りを気に入っていただいているのに若干予算が厳しいときは、無垢の素材は一階だけにして、二階はローコストに仕上げたものでした。

今では、その選択をした瞬間、神様が宿る家を建築する資格を剥奪されます。

もっとも、ワシ自身もはや一ミリのビニールクロス、合板、使えないカラダになってしまっています。

健康に良くないと知っていて、お金のためにそれを使うのは、やはり犯罪行為だと思えるからです。

 

  K様は、他社であれば広く思い通りの間取りの家が建てられたはずなのに、嵐の日に聞かれたセミナーで運命を変える選択をしてくださいました。

中止も考えたほどの暴風雨でしたが、開催できてよかったとしみじみ思います。

 

 さて、今日はこれから伊丹空港から高知に出発します。

澤田塾特別経営計画構築合宿であります。

もっともっといい会社にし、お客様の笑顔と健康のために努力したいと思うのであります。

明治大学サウンドシティ

2013年01月13日

 フェイスブックに大学時代の親友から友達申請が来ました。

いまさら友達もないだろうと、ちょっと笑いながら承認をクリック。

そうすると、グループのページにも招待されて覗いてみるとなんと、大学時代のサークルじゃありませんか。

 

ワシが、大学生の頃、明治大学には伝統ある軽音楽研究会というのがあって、卒業生に宇崎竜童、阿木洋子夫妻がいます。

こういう伝統ある倶楽部は、縦社会でちょっと体育会系なのです。

明大マンドリン倶楽部なんて、バリバリの体育会系ですから。

で、軟弱ロック代表のワシ(当時は「志摩こうじ」と名乗ってました)は、出来立ての音楽サークル「サウンドシティ」に入部。

大学祭やライブハウスで演奏してました。

ワシは、リードギターとボーカル、 絶対ギターを弾けばモテると信じ切ってましたが、儚い夢であったことがやってみてわかったのでした。

そこから音楽業界へとつながりができ、ユーミンや山下達郎、竹内まりあ、RCサクセションらのコンサートの手伝いをしたり、

同じ歳の女性ロックンローラー、山下久美子と大の仲良しになって、彼女とBOWYのギタリスト布袋くんの結婚式に出席したりもしました。

ま、結局 そんな業界に進まず、ゼネコンに就職し、四国で暮らすことになるんですが、それはさておき。

なんとなんと、ワシらが立ち上げたサークルは、いまや明治大学の伝統ある音楽サークルとなっておるではありませんか。

あれから33年。

いつの間にか時は過ぎて、何もかもが変わったけど・・・

当時の長髪の仲間たちが、髪がなくなってたり・・・ワシも白髪のヤギおやぢと言われるようになったもんな。

 

 ステージの上から熱い気持ちを伝えたいという思いは、今もあります。

「神様が宿る家」そして「祖国日本の歴史」

あの頃の熱で、今の智慧を伝えることがとても大事だと思い出させてくれた、親友に感謝してます。