最高レベルの断熱効果を持つ壁で、夏も冬も快適に。
しっかり断熱をすることで、夏は外の熱を室内に伝えず、冬は室内の温かさを外に逃がしません。
断熱性能はもちろんのこと、優れた調湿性能を実現できた壁だから体感温度を調節し、夏はカラッと涼しく冬は潤い暖かさを増し、1年中快適に過ごせます!


「外断熱材 兼 外壁下地材」 外断熱材:EPSボード 50mm
この工法は、建築物の外側全体をすっぽりと断熱材で覆い、その上にSto塗り壁材で仕上げを行うことで、サイディングなどの外壁材と比べて非常に軽量で、建築物への負担が少ない外壁になり、地震の際に脱落しにくくなります。
また、外壁に隙間なくEPSボードを張ることで、熱が侵入する通り道を塞ぎ、合理的な断熱が可能になります。
特徴1.割れに強い
弾性に優れ、塗り壁のクラック(ひび割れ)や剥離を防ぎます。
特徴2.結露防止効果
雨水を通さず空気は通すので、建築物の寿命を縮める大きな要因の内部結露を防ぎます。
特徴3.省エネ効果
建築物の中に夏の熱気や、冬の冷気が入る前に建物をまるごと外気から遮断するので建築物が外気温に左右されにくく、室内温度がほぼ一定に保たれます。
特徴4.高い安全性
EPSボードは、水素系発泡剤を使用して発泡成形される発泡プラスチックです。 発泡成形後のEPSボードは、気泡の内部が空気に置換されて安定します。気泡内部が空気であるため、代替フロンなどを使用する断熱材に比べて、オゾン層を破壊せず、地球温暖化係数が小さいとされている発泡剤を使用する、環境保全に配慮した発泡プラスチック断熱材です。


内断熱材:セルロースファイバー
セルロースファイバー インサイドPCの5つの性能
- 唯一その安全性で認可を受けたホウ素、ボロン#10が使用されています
- 吹込み式できっちり隅々までパンパンに充填するため、高い防音性能を誇ります!
- グラスウールと比べ、暖房のためのエネルギー消費が26.4%少なく済み、断熱性能が
約4割優れているというデータも発表されています!
- なんと一棟分でおよそ200kgもの湿気を閉じこめておけるので、結露がほぼ発生しません!
- ホウ素の力で、火がついても燃え広がりません!
防音の実験動画をこちらでご覧いただけます♪
インサイドPCは、大豆インク100%の米国産新聞紙と、人体に害の無いホウ酸を使用しているので、口に入っても大丈夫なほど安全!

日本ではまだあまりなじみのないセルロースファイバー断熱材ですが、アメリカではシェアNo.1の断熱材です。 断熱性能もさることながら、優れた防音性を備えたセルローファイバー断熱材は空港付近の住宅には必ずと言っていいほど使用されています。 訴訟大国としても知られるアメリカでシェアを勝ち取っていることからも、信頼性のおける断熱材であると言えます。


【一般の断熱】
内断熱か外断熱、どちらか一方のみを採用しているところが一般的です。内断熱材として最もメジャーなものが「グラスウール」ですが、これは文字通りガラスを綿状に加工したものに薬品を添加して出来ています。
安価で施工も容易なため広まりましたが、水分を吸収しても調湿性能はほぼ無く、温度、湿度などの条件によりカビ・ダニの温床になってしまいます。また、火が付くとあっという間に燃え広がってしまいます。
ロックウールもほぼ同様です。
断熱材比較
断熱材 | 防音 | 防火 | 透湿 | 環境 |
---|---|---|---|---|
グラスウール | △ | △ | △ | △ |
ロックウール | △ | △ | △ | △ |
セルローズファイバー | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
羊毛断熱材 | ○ | ○ | △ | ◎ |
ポリスチレンフォーム(ビーズ法) | × | △ | △ | △ |
ウレタンフォーム(吹付) | × | △ | △ | △ |
- グラスウール
- 防音:△ 防火:△ 透湿:△ 環境:△
- ロックウール
- 防音:△ 防火:△ 透湿:△ 環境:△
- セルローズファイバー
- 防音:◎ 防火:◎ 透湿:◎ 環境:◎
- 羊毛断熱材
- 防音:〇 防火:〇 透湿:△ 環境:◎
- ポリスチレンフォーム(ビーズ法)
- 防音:× 防火:△ 透湿:△ 環境:△
- ウレタンフォーム(吹付)
- 防音:× 防火:△ 透湿:△ 環境:△
大切なのは、体感温度!
体感温度に関わる要素
体感温度とは、その名の通り、実際に体が感じる温度のことです。体感温度は、環境的要因として「気温」「湿度」「気流」「放射」、人為的要素として「着衣量」「活動量」に主に左右されていると言われています。また、その他にも色彩や気圧、心理状況、流体の種類などによっても左右されると言われています。
環境的要素
気温 | 気温が高いほど、体感温度は高くなります。 |
---|---|
湿度 | 気温が10℃以上のときは湿度が上がれば上がるほど体感温度は高くなり、10℃以下のときは湿度が上がれば上がるほど体感湿度は低くなる。(ミスナールの式) |
気流 | 風速1m/s増すごとに体感温度は約1℃ずつ低くなる。(リンケの式) |
放射 | 周囲の床・壁・天井等の表面温度平均を指す。簡易的に、この表面温度平均と気温の平均値が体感温度として計算される場合もあります。 |
人為的要素
着衣量 | 着衣の断熱性・保温性を示す値です。断熱性・保温性が良い程、体感温度は高くなります。 |
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活動量 | 人の発熱量を示しており、運動強度の単位で使われます。体を動かす作業程、体感温度は高くなります。 |
体感温度の決定要素割合
体感温度は様々な条件により変化しますが、気流や人為的要素を除けば、下図のような割合になっています。室温が約3割、湿度が約2割、壁、天井からの放射が約5割の割合を占めています。

