ご機嫌な挨拶をしよう!
2016.10.18
建築部長の尚子さんが、一所懸命図面を描いてました。
お客様がいらっしゃる時間が近づいていて、それまでに仕上げないといけない。
そんな状況の中で、営業部長の康子さんが
「おはようございます」と出社しました。
尚子さんに私、怒ってしましました。
「作業してても、顔ぐらい上げて
声のする方向いて、挨拶せんか!」
尚子さん、謝って、ちゃんと挨拶してくれました。
本当に素直で素敵な部長です。
でも、そのあと
寛子さんからこう言われました。
「あなたが一番会社で不機嫌だから、
みんなが明るくなれないのよ。
全部あなたの波動よ。
朝、怖い顔して会社にいたら、
話しかけるのもやな感じよ。
あなたが誰よりも明るく、
あなたが一番ご機嫌な挨拶をする人になってよ!」
言われてカチン、ムカッとしている自分がいます。
言い返そうとしましたが、
よく見たらその通りやと思いました。
社員さんや、周りの人に感謝不足の自分を発見しました。
師と仰ぐ先生が昇天し、本気で叱ってくれる人がいなくなってしまったようです。
気がつけば、私もいい歳になっています。
世界の平和や、日本こころを説くよりも
目の前の人をご機嫌な気分に変えることのほうがずっと大事。
ああ、天に帰って行った島村不二夫さん
あなたは、いつも、どんなときも機嫌がよかった。
不機嫌な不二夫さんを、私は知らない。
ときどき奥さんのみどりさんに怒ってみせたけど、あれは愛情表現。
ご機嫌な挨拶をする人になります。
人に機嫌を取ってもらう子供から、
自分で自分の機嫌をとれる大人になります。
早くまともな人間になりたい。