しらふで世界を見ている私
5月28日、京都できれい・ねっと感謝祭の夜以来、
あの日の午前零時をもってお酒を飲むのをやめている私です。
やがて2か月が過ぎようとしています。
突然お酒のない世界の住人になりました。
そもそも、学生時代ほとんどお酒など飲まなかった私ですが、
ゼネコンでのサラリーマン生活でお酒を覚えたのでした。
営業という名の接待で、ほぼ毎晩高松の繁華街に出没していました。
たまにまっすぐ帰っても、
単身赴任の上司たちが、社宅に同居していましたので、晩酌のお付き合い。
新婚生活も、ほぼ毎夜接待で午前様でした。
バブル前夜、まだまだ永遠に景気は伸びてゆくのだと思えた時代でしたから、
街にも活気があり、私も若かった。
とりたててお酒が強いわけではないのですが、
次第に量が飲めるようになってゆくものです。
そのうちに、習慣のように飲むようになり、
いつしか、酔った状況が好きになり、飲まない日がないという状況でしたね。
家でも酔いつぶれてしまうまで飲んでいましたから、
一人で飲む酒は、美味しいかどうかよりも、思考を止めてしまいたかったのかも知れません。
とりあえずひととき、現実を離れることができるし、
なんとなく、酒は良い友達のようになっていました。
身体はどこも悪くないのですが、
5.28以来お酒を飲むのをやめました。
さて、
断酒にせよ、禁酒にせよ、
やると思えばどこまでやるさ。
意志薄弱、
優柔不断、
根性など全くない私ですが、
天皇陛下の譲位の日まで、新天皇の即位の日まで、
酒断ちをしようと思います。
小さな祈りですが、
祖国のために、魂いっぱい祈ります。
それにしても、テレビでお酒の宣伝って美味しそうに見えますね。
ビールの宣伝がホンマに多いと気が付かされます、
というか、気になりますね。
どこにいってもお酒が買えるし、いままで気がつかなかったことが見えてくるのも面白いことかも知れません。