じつは身近なイスラエル
エルサレムは、
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地。
ここをイスラエルが手に入れるのに、
1948年の建国から20年もかかっています。
人類の歴史の中で、
最もデリケートな場所と言ってもいいでしょうか。
だから、
イスラエルの首都もテルアビブに置いていたのです。
米国が
「イスラエルの首都はエルサレム」と
言いました。
さあ、
大きく時代は動いた。
私は30年、イスラエルにつながってきました。
まだまだ未知の世界だと言って良いかも知れません。
でも、
本当はとても身近な国なのです。
イスラエルというと
「危ない」
「怖い」
「知らない」
と、誰もが口を揃えて言います。
そのくせ、イスラエルで生まれた聖書は知っているし、
33歳で磔になって殺された一人のユダヤ人の誕生日までしっています。
イエスキリストを生んだイスラエルのこと、もうちょい知ってもいいかもね。
実は私たちの生活の中に、イスラエルが満ち溢れているのです。
まず、ハイテク。
パソコンの心臓部インテルは、メイドインイスラエル。
ドローンは、イスラエル軍が開発運用していた偵察機の総称。
自動運転の基幹技術は、イスラエル製。
世界のほとんどのダイヤモンドの研磨と最終加工は、イスラエル。デ・デビアスの本社はテルアビブにあります。
健康食品、クロスタニン、ドナリエラはイスラエル製。
ゴアテックスという防水透湿繊維もイスラエルの発明。
ユダヤ人で知られている人たち、
「資本論」のカール・マルクス、
心理学のジークムント・フライト、
哲学者のエトムント・フッサール、
画家のマルク・シャガール、アメデオ・モジリアーニ、
音楽家のフェリックス・メンデルスゾーン、
物理のアルバート・アインシュタイン、
コンピュータの父、フォン・ノイマン、
経済学のミルトン・フリードマン、
大富豪ロスチャイルド、ジョージ・ソロス、
映画監督のスティーブン・スピルバーグ、ウディ・アレン、
俳優では、ケーリー・グラント、ダスティ・ホフマン、ポール・ニューマン、バーブラ・ストライサンド、
音楽で、キャロル・キング、ビリー・ジョエル、ボブ・ディラン、ポール・サイモン
ヘンリー・キシンジャーもそうでしたね。
人口800万人ほどのイスラエル、
「国民一人当たり」で「世界一」は、
ノーベル科学3賞受賞者数、博士号保有者数、研究開発費、特許保有数などなど。
いかにイスラエルが知的立国かがわかります。
今日は桑名聖書塾最終講義です。
これまでどこでも話したことのことない話しをしてみたいと思います。
激変する時代の中で、
「聖書」という魔法のメガネはつけた方がいいと思えます。
