赤塚高仁ブログ

すてきなお姉ちゃん

2018.10.12

 ログハウスを建てたのは33歳の時のことですから、
今から26年前のことになります。
つい昨日のことのように思えますが、もうそんなに経ったのですね。

 ログでは夜な夜な仲間が集まり、ときには朝まで飲んで語り明かしたものです。
着物の展示、落語、語り部、ジャズ、絵画展・・・たくさんイベントもありました。
そんな中で、オルゴールのコンサートを開催したときに仲良くなった、「かよこ&かずこ」
この二人は、私の魂の姉となって、親戚よりも深いお付き合いが始まりました。

 かよこ姉ちゃんは、名張の小児科医、上島英義先生のお嬢さんです。
そうです、
ペリリュー島で軍医をしていたあの上島先生です。
かよこ姉ちゃんと出会わなければ、パラオに行くことはなかったでしょう。

 かずこ姉ちゃんは、久保宮司の妹さんです。
そうです、
私が六角堂を建てさせてもらったあの水屋神社のお嬢さんです。
かずこ姉ちゃんと出会わなければ、パラオに行くことはなかったでしょう。

 ふたりは私のことを「ひらりくん」と呼びます。
いつもひらりひらりと何処かに飛び歩いているからだそうです。

ところで、
私には、これからいいことが起きるのがわかる予兆がいくつかあります。
「あ、いまからいいことが始まる」
と、わかるのです。
その前触れとして、嫌な思いをするのです。
そして、嫌な気持ちになるのです。
だけど、
嫌な気分のあとは、いい気分になるに決まっているのです。

 世の中には、嫌な気分にさせられたから、嫌なことが起きると思っている人がいます。
そうやって
不幸にまっしぐらに特攻していく不幸癖の人がたくさんいるものです。

「禍福は糾える縄の如し」

嫌な気分にさせられたら、
間違いなくいいことの前触れです。
これ、
ほんとうよ。
嫌な気分の後に
いいことがやってきているのに、嫌な気分を手放さない人がいますが、
もったいないですね。

ふたりの姉ちゃんは、私に言いたい放題言ってくれます。
まぁ、よくもここまで言ってくれるわ、と思えるくらい、
マシンガンのように撃ちまくります。
「ひらりくん、
ちょっと言っとくけどね」
初めの頃は、撃たれて倒れましたが、
私もこの歳になるとなかなか言いたいことを言ってくれる人に会わないし、
それに、
言われても反発したり、反論したりするものです。
ふたりの姉ちゃんの手加減のないことばの雨に打たれていると、
「あぁ、次に来るのはいいことしかない」
と、心底思えます。

なんで今朝のブログにこんなこと書いてるかと言うと、昨日午後突然何の前触れもなく、二人の姉ちゃんが揃って我が社にやってきたのです。
実に久しぶりの機関銃でありました。
あースッキリした、と
帰って行く後ろ姿に手を合わせました。

はい!
もちろんいいこと起きましたよ。
夕べは、伊勢まで行って修養団の武田所長と食事。
そこで来年の素敵な企画が生まれたのです。
プランがまとまりましたら報告しますので、楽しみにしていてください。
なんと、
武田所長、わざわざ津の私の家まで送ってくださいました。

私の予感は的中

嫌な気分になったら、
いいことの前触れですから
喜びましょうね。

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