まほちゃん先生カナダへ
新しい一週間が始まります。
夏至を過ぎて、これからは昼の世界がだんだん短くなってゆきます。
それでも夏はこれから。
青春の季節を感じて、心燃やしてゆきましょう。
さて昨日は、うちの母と寛子さんのお母さんをログに招き、
私の最愛の一人娘、万穂の壮行会をしました。
父は両家とも天国に籍を移しているので、身体は地上にありませんが、
魂はすぐそばに来てくれました。
私の母も、寛子さんのお母さんも80を超えて、歳をとりましたが、
美しくとても元気です。
一人暮らししている両方の母にとって、みんなで囲む食卓が何より嬉しいようです。
マホは、4月に大阪に行きましたが、ワーキングビザが取得できたとかで、海外で仕事をしたいと辞めて戻ってきました。
カナダのトロントに行くことを決めたそうですが、何をしてどうやって生きてゆくのか聞いてはいません。
どうするのか、と聞いても、
「どうしようか」という返事です。
本人も様々なことを模索しているのでしょう。
不安もたくさんあるに違いありません。
観光旅行に行くわけではないので、旅のスケジュールもないのですから。
小さいころから自分で考える子供でした。
それでも父として、何かアドバイスしなければいけないと思い、
マホが7歳のときにこう話しました。
「あのな、マホ
お父さんは、なかなか自分の言いたいことがうまく言えなくて苦労したけど、
マホは、自分の言いたいことをしっかり言える人になってよ」
すると、小学一年生のマホは、
じっと父の顔を見て
「それって、おとうさんの問題やろ」
私は、ドキッとしましたが、「ホンマや!」と思い、言いなおしました。
「パパはな、言いたいことをそのまま言わず、できるだけ人の気持ちを分かるようにしてきた。
言いたいことをそのまま言うのは、いつでも正しいとは限らん。
せやから、マホも人の気持ちが分かる人になってな」
マホは、「おとうさん、それならわかるわ」
魂レベルは、私よりもずっと上の人が私のところにやって来てくれました。
マホちゃん先生のおかげで私の人生が豊かになりました。
多くの気づきと学びを与えてくれました。
マホが15歳で1年間アメリカに留学したことで、日本のことを何も知らないと気づいて帰国し、
私もマホと共に日本のことを学ぶようになったのです。
やまとこころのキャンドルサービスもマホちゃん先生がいなければ始まっていないでしょう。
「聖なる約束」シリーズも生まれなかったかも知れません。
心配もありますし、不安もあります。
何の力にもなってやれませんが、信じ、信頼し、でも期待せずに祈っていようと思います。
どんなことがあっても切れない縁の大切な一人娘が今日カナダへ旅立ちます。
また新しい風を吹かせてくれるのでしょうか。
ただ、健康でいてください。
いつも喜んでいてください。
何かにならなくていいです。
でも自分の在り方を見つけられたらいいですね。
それが父の願いです。
マホは私の誇りです。