やまとのこころを育む会
2018.04.17
23名の団の団長として、
今日、天皇陛下、皇后陛下の御会釈を賜ります。
天皇陛下にお声をかけていただくなどということは、
我が国の歴史の中でも、極めて異例のことです。
江戸時代後期の尊皇の志士、
高山彦九郎は、和歌を詠んでいます。
「我を我としろしめすかやすめらぎの
玉のみ声のかかる嬉しさ」
この和歌は、京都三条大橋のたもとに、
土下座して御所を仰ぐ、彦九郎の像とともに刻まれています。
天皇の玉の御声であります。
昭和天皇の時代は、皇居勤労奉仕のとき、
陛下がお出ましになっても、「君が代」斉唱と、
万歳三唱のみでした。
今上陛下は、各団体の団長と一人一人お言葉を交わして下さいます。
園遊会に呼ばれたとしても、
玉の御声をかけていただくことは容易ではないのです。
雨模様の東京ですが、
雨具を持って皇居に向かいます。
私のみならず、
私がいまここに存在するために、
数え切れないご先祖様がおられます。
天皇陛下にお会いするということは、
ご先祖様に光が届くのであります。
すべての縁ある方々の名代として、
私は陛下の御前に立たせていただきます。
15:30に蓮池参集所で、
御会釈賜ります。
心合わせていただけると、
幸いです。
「天皇陛下万歳」と。
では、行って参ります。