クリスマスを祝う日本人
2019.12.25
イエスキリストが、
イスラエルのベツレヘムでお生まれになった。
しかも、
馬小屋の飼い葉桶の中に寝かされた。
そのとき、
ベツレヘムの星が輝き、
当方からの3人の賢者がそれを目当てにやってきて、
宝物を捧げて、平伏した。
そう、聖書に書かれています。
イスラエルにはもみの木もありませんし、
雪も降りませんから、サンタがソリに乗ってやってくるなどということはないのですが、
実際にイエスがいつ生まれたかどうか、
よりも、
キリスト教という宗教の教義なのです。
仏教でも、
お釈迦さまがお母さんの腋の下から生まれ、
いきなり歩いて
「天上天下唯我独尊」
と、天を指差して叫んだと言います。
小鹿のバンビでも立って歩くまで時間かかります。
それはともかく、
キリストイエスが生まれたとされる日に、
クリスチャンが人口の1%しかいない日本で、
大勢の人々が騒ぐというのも驚きです。
6日もすると、
お寺の除夜の鐘を聞きながら、
年を越え、
翌朝は、
神社に初詣に出かける。
ユダヤの人々や、
キリスト教、イスラム教徒から見れば、
クレイジー極まりない。
以前は私も、
日本人とはなんと宗教的節操がないのか、と
嘆かわしく思っていましたが、
今はもう違います。
宗教戦争しない日本の国柄を誇らしく思っています。
キリストイエスの誕生日 12/25
も
お釈迦さまが生まれた 4/8
も、
我が国では祝日ではありません。
我が国では、
天皇陛下の誕生日が祝日なのです。
だから、
日本は天皇の国なのです。
日本に生まれてよかった!
ケーキを食べ、
唐揚げでシャンパン飲んで
しみじみ祝うのです。