赤塚高仁ブログ

シェルターを売るオトコ

2018.07.27

世界標準の住環境を作りたいと願って、
て街づくりを始めました。
土地を所有することより使用することによって、
より良い暮らしができる「定期借地権」を事業化することを思い立ったのが1999年、糸川英夫博士が昇天した年でした。

我が師、糸川英夫が生前常に口にしていた「前例がないからやってみよう」を私の事業のテーマにしました。
定期借地権の事業化はほとんど誰も実現していなかったので、前例がないからやってみようと思ったわけです。

さすがに容易ではありませんでしたが、
強い思いで前進し土地を借りることができました。
ところが全く売れない。
土地は買うものだと、誰もが信じ切っていますから。
そんな時に出会ったのがロサンゼルスから来たカズミ吉山、住宅のプロデューサーであります。
彼も世界標準の住宅を作りたいけれども、
土地の値段に邪魔をされて家にお金がかけられない。
それが悩みだったのです。
そこで、
カズミヨシヤマと手を組んでミッションヒルズと言う定期借地の街を作りました。
西暦 2000年、
21世紀の幕開けは私にとって新しい事業のスタートでもありました。
それから定期借地権による夢の実現をいくつも成し遂げ、日本全国で定期借地権の普及にも努め、
多くの会社を指導しました。

カズミヨシヤマとはよく喧嘩もしましたが、
思いは同じだったので、
良い街をつくろうと言う共通の熱で街づくりを推進してきました。
ロサンゼルスで共同の会社も立ち上げたのも懐かしい思い出です。
やがて、
私は断熱、ECO、自然素材、ゼロ宣言の家、神様が宿る家、そして、住めば住むほど元気になる家へと進化してきました。

カズミヨシヤマとはしばらく離れていましたが、先日の東洋軒の社長のお父さんの葬儀で再会しました。
彼は今アメリカでシェルターを作り、
日本に輸入する最大手の会社となっています。
命を守るシェルターを日本の住宅につけるんだと
荒い鼻息で私に語ります。
カズミヨシヤマの凄いところは、小さな偶然を見逃さず、それこそ神様からの贈り物だと素直に受け取るところでしょうか。

高須クリニックの高須院長まで巻き込んで、
テレビでも取り上げられ時代の寵児のようにシェルターを売りまくっています。

彼と伊勢神宮に参拝に行き、
汗をかきながら参道を歩き、
共に生きた20年を噛み締めました。

また出会わされたと言う事は何かの必然なんでしょう。

私も偶然を見逃さず、この必然を意味あるものにしていきます。

カズミヨシヤマと一緒に出したその頃の本があります。
「世界標準の家に暮らそう」
ホームページから申し込みくだされば、
プレゼントしますヨ。

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