パンドラの箱を開けて
ギリシャ神話で伝えられている
「パンドラの箱」
・・・
ゼウスがパンドラに持たせた、あらゆる災いの詰まった箱(本来は壺)。
彼女が地上に着いたとき好奇心から開けたところ、すべての災いが地上に飛び出したが、
急いでふたをしたので希望だけが残ったという・・・
かつてエイズウイルスが世界に広がっていったとき、
同性愛者が罹患していきました。
旧約聖書の創世記にあるソドムという町の物語。、
人々の暮らしが退廃的になり、「男が男と寝る」ことを神様が怒る場面があります。
結局、天から火を降らして神はソドムを滅ぼします。
聖書には同性愛は忌むべきものだと書かれています。
少し前まで、犯罪人扱いだったような気がします。
ところが、
今の世の中では、LGBTなどと呼んで、
さも自由に生きる素敵な人々のように扱います。
社会の秩序を崩壊させるような風潮に、
違和感を感じる私は、旧い人間なのでございましょうか・・・
それはさておき、
エイズに罹っても発症する人と、そうでない人がありました。
エイズが発症するために必要な要因、
すなわちウイルスのごちそうとは何でしょうか?
それは
「絶望」です。
ウイルスは、人に入り込みそこで生きていきますが、
増殖するために人と人が接触することを望みます。
ウイルスは、本体の人間が死んでしまえば自身も生きられないから、
人間が死ぬことを望んでいません。
だから、病気になって死んでもらっては困るはずなのです。
ウイルスが怖いのではない
ネガティブキャンペーンで恐怖をあおり、
人々から希望を奪い取る報道の在り方そのものが危険なのです。
だから、
TVなど見ないにこしたことはありません。
見るなら元気なおかまが話しているバラエティーくらいがいいでしょう。
ネットフリックスで
「クイア・アイ」という5人のおかまが悩む人を救ってゆく番組がありますが、
ひきこもり生活の中で感動しながら見ています。
どんなときも希望をもってライフワークを生きている人は美しい。
ソドムの話、もう少し
アブラハムの甥のロトの家族が住んでいたのですが、
幸いに彼らは滅びから免れました。
町から逃れる際に天使はロトに命じます。
「決して振り向いてはならない」と。
ところが、
ロトの妻が振り向いてしまいます。
イスラエルの死海のほとりには、
塩の柱にされたロトの妻がいまでも立っています。
「見るな」と言われると、見るのが人間です。
「開けるな」と言われたパンドラも箱を開けてしまいました。
パンドラの箱には「希望」が残されているそうです。
いまこそ開けるときですね。
いつでも夢を
希望こそが最強のワクチンです。