赤塚高仁ブログ

ブルーインパルス

2020.06.01

 東京の空にブルーインパルスが大きく輪を描いたと、
新聞の報道をみました。

 航空自衛隊のパイロットの腕前を誇示するものではありますが、
曲技飛行として世界屈指のチームなのですね。

 東京オリンピックの開会式、
東京の空に大きく五輪を描いた場面はいまも記憶に新しいです。

 イスラエルを旅していると、
いきなり「ドカーン!」という大きな爆発音が上空から聞こえます。
イスラエル空軍のジェット戦闘機が音速を破った音です。

 365日、24時間臨戦態勢のイスラエルでは、
空を飛ぶ戦闘機をみるたびに緊張感が全身を走ります。

 戦闘機といえば、亡くなった私の父が話してくれました。
津の海岸沿いを歩いていたら、突然敵機来襲。
大東亜戦争末期のことです。
米国の戦闘機グラマンが17歳の父たちに狙いを定めて、
襲いかかってきました。
振り返るとパイロットの顔まで見えます。
道に倒れてやり過ごしたけれど、生きた心地がしなかったそうです。

 戦争映画でもそんな場面が描かれていますが、
実際にその場で感じたことは、一生忘れられるものではないでしょう。
父は、
プロペラ機の音を聞くと恐怖がよみがえると言っていました。

さて、
ブルーインパルスの話に戻りましょうか。

 戦闘機が編隊を為して飛ぶさまを幸せな気持ちで見上げることのできる人々は幸いです。

私は感謝します。

ブルーインパルスが平和のために飛ぶことに。

日本が平和な戦闘機を飛ばせることに。

そんな日本に生かせていただけることに。

 ありがとうございます。
  日本よ永遠なれ!と祈らずにはいられません。

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