ベストセラープロジェクト
本田健さんと食事をしているとき、
「赤塚さん、自分が出したい本ではなく、
読者が読みたいこと、編集者が売りたいものに
しないといけない」
と、言われました。
「イスラエルのことを伝えたいとき、
『イスラエルから学ぶ』ってタイトルだったら、
イスラエルに関心のある人しか手に取らないよね。
でも、
例えば、
『なぜ世界の大富豪の33%がユダヤ人なのか?』
って本だったらどうだろう。
きっと多くの人が手に取ると思わない?
それから、中で赤塚さんの言いたいことを書いたらいい」
世界のベストセラー作家からのアドバイスを直接いただけるなんて、
私はツイてます。
さて、
昨日は池袋にある「天才工場」の吉田社長とミーティングしました。
5月のイスラエルツアーで仲良しになり、
私は彼を「ジャイアン」と呼んでいます。
みんなもそう呼ぶのは、彼がジャイアンにそっくりだからです。
「天才工場」は、ベストセラーを作る工場で、
本田健さんも仲良くされています。
ジャイアン出版塾で、「本を出して夢を叶える」ことを伝える吉田社長。
「出版愛」がひしひしと伝わってきます。
「赤塚さん、
一つの本は、一つのテーマしか書けないし、
一つの本は、一つの読者対象しか訴えられない。
だから、
書きたいことをどんどん入れちゃダメ。
どんどん捨てていく作業なんだ。
編集者は、冒険するリスクより、
売れないリスクの方が怖いんだから。
僕はね、
今すぐ書けて、今すぐ売れる本は作らないよ。
僕が作る本は、
著者の夢を叶える本、
そして、ずっと売れ続ける本だ。
年間82000冊の本が出版されて、
15%しか重版されないってことは、
7万冊は消えていくってことなんだ。」
漠然とイスラエルを伝える、
と思っていた私の思考の解像度がグングン上がって行きます。
読みたい人の気持ちを客観的に整理するとき、
私が伝えるべきことが明らかになるのです。
ユダヤを通じてカルチャーショックを受け、
日本の歴史に関心を持ち、先人に感謝の気持ちが湧く。
民族の誇りを取り戻すと涙が出るほど嬉しい。
先人達への感謝が湧くと、心があたたかくなる。
魚に水が見えないように、日本が見えない日本人、
その視座を持つためにはイスラエルが一番である。
国を失ったユダヤ人から、
一度も滅んだことのない日本が学ぶべきこと
それから、
キリストイエスを伝えるという私のミッションです。
・人間イエスの実像
・小さな一人の男が、わずか3年で世界を変えた
・真実の教えは時空を超え、国境、性別、年齢を問わず広がる
・限りある命を何のために使うか
・イエスの弟子から学ぶ
・人は変われるという聖書の希望
・人は奇跡しか信じないが、奇跡では変わらない
・・・
「いままでどこにもなかった、知らなかった」ことと、
「そうだったのか!と共感する」ことの両方を書いてゆくのです。
ライフスタイルを変える聖書の教えをテーマに本を書いてゆくことになりそうです。
と、いうわけで、
次回のミーティングまでに「売れる本のタイトルを88個考える」という宿題をいただきました。
一人でも多くのヤマト人に、
やまとこころのキャンドルサービスをするため
顔晴ります。
これが私のライフワークです。
今日は、四谷聖書塾
いよいよキリストイエスの真実に触れるときがきました。
明治天皇の御生誕の日に東京で講義が出来る幸せを噛み締める朝です。