赤塚高仁ブログ

ペリリュー島へ

2018.11.22

 赤塚建設のスタッフは、私を除く全員女性です。
職人さんたちはほとんど男ですから、現場に行くと男の世界ですが、
社内は女性の園です。
営業の本島さんも、現場監督の尚子さんも、
総務の寛子さんもニコニコと働いてくださって感謝です。

 今日は現場の進捗状況を見てまわります。
それからセントレアに移動して、仲間たちと合流、
アシアナ航空で韓国経由、パラオに向かいます。

30名の兄弟姉妹とともに、
パラオ共和国を訪ね、ペリリュー島では英霊たちに感謝を捧げます。
日本のお水をもっていきましょう。
お酒ももっていきましょう。
そして何よりもあたたかなやまとのこころでお礼を言いましょう。
みんなで「ふるさと」を歌いましょう。
「君が代」も「海ゆかば」も歌いましょう。

 パラオのホテルのセミナールームを借りてあります。
矢吹紫帆さんと矢中鷹光さんのコンサート、
赤塚高仁特別講演があります。
テキストに「日本国紀」を使って、大東亜戦争以降の我が国の歴史を学びます。
全員に本をプレゼントするため取り寄せたのですが、
さすがに30冊は重いわ。
集合場所で配ります。
飛行機の中で日本の建国と、大東亜戦争以降を読んでおいてもらいましょう。

 なぜパラオまで行って日本のことを学ぶのか。

それは、
「あたりまえ」から離れた時
人は「ありがとう」を知るからです。

 忙しく日常生活を送る日々にあって、
「自分とは何者なのか・・・?」という根源的な問いかけをすることは困難でしょう。
でも、
人生100年時代が来ようとも、
ただ生きるだけなら豚となんら変わりはありません。
人と豚が違うとしたら、
「歴史」の中に生きているということではないでしょうか。
祖国の歴史を知るということは、とりもなおさず自分を知ることでもあります。

 パラオという日本がかつて統治したところで、
実際にそこでの空気を吸って、風に吹かれて、太陽を浴びて、
自分たちが聞かされていた「歴史のようなもの」から離れ、
本当のことを私は伝えたいのです。

 70数年前、祖国を守ろうと命を投げ出してくださった先輩たちの霊に触れ、
私たちも祖国のために何ができるのだろうかと考えることは、
私にとって大切なことであり、
その思いに賛同して旅に参加してくれる仲間があることを幸せに思います。

 きっと、軍医としてペリリュー島におられた上島先生も天から見てくださっていることでしょう。

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