赤塚高仁ブログ

ヨルダン川の水の記憶

2019.10.30

 旅はいつも新しい・・・

「赤塚高仁さん、イスラエルに25回も行って、
 飽きませんか?」

ときどきそんな質問をいただくことがあります。

「ほかにも行きたいところありませんか?」

北欧とか行ったことのない国、
見てみたいなぁという気持ちはあります。

 縁があれば訪ねることになるかもしれませんが、
世界の何か国に行ったというのが喜びになるとは思えない私です。
今回の人生のライフワークが、

「ヤマトとユダヤを結び最高の人生を送る」 です。

あと何回ツアーが出せるでしょうか。
一度にお連れできる人数が、最大でも59名ですから、
年に4回として、236
12年続けて、2,832名
パシフィコ横浜のホールにお招きするくらいの席しかありません。

 
 今朝は、目が覚めると、
窓の外には死海。
20回以上来ている死海ですが、
ここで初めて浮遊体験をする仲間が驚くのを見るのが好き。
・・・ふわっ と
水に座る感覚、水が支えてくれて重力から解放してくれるような不思議な体感。
イスラエル
海抜マイナス417メートルという死海でしか味わえない解放感。
しかも、
高いところの空気が薄いのと反して、
世界最低の場所では空気が濃いのです。
酸素の濃度も10%増し。

深呼吸するだけで、身も心も癒されます。

紫外線も届きにくいので皮膚のダメージも少なく、
死海のミネラルで活性化されてゆく感覚は、
まさに蘇り。

参加してくださっているみなさん、
子どものころに戻って、大はしゃぎ。
時を忘れてぷかぷか浮かんでいます。

「おーーーい、あんまり長く入ってると水分が抜けて漬物になるよぉーー」

 旅はいつも新しい。

ところで、
今回は、「ゆの里・このの」
知る人ぞ知る名水「月のしずく」重岡社長が参加してくださっています。
重岡さんとは以前からご縁をいただいていましたが、
今年1月、神宮でばったり出会い、
2月、建国記念日には椿大社にてばったり。
これはなにかあるな・・・
と、思っていたら、
なんと、重岡さんは來夢先生のクライアントでもあり、
來夢先生イスラエルツアーへのお誘い。
さすがに
出発一ヶ月前では調整不能ということで、
半年後の「へそ道ツアー」参加と相成ったのでした。

 ふーちゃんと重岡さんは以前からの大の仲良し。
だから、この旅に参加されることはあらかじめ決められていた約束のような気がします。

重岡さんから教えてもらった、

「水はすべてを記憶している」という真実。
そして、
私たち人間も「水を運ぶ船のようなもの」という事実。
空気中にも水がいっぱいあって、
水ですべてがつながっている。

 このことが私の腑に落ちて、
ガリラヤ湖のほとりでイエスキリストを伝えると、
湖の水が記憶している、イエスの汗や涙が、
私たちの中の水と共鳴共振して次元上昇がおきることがわかったのです。

だから、
今回は、イスラエル各地の水を重岡さんがどんなふうに感じてくれるのだろう・・・と、
とても興味津々でした。

ヨルダン川の源流、バニアスでは、六芒星で鏡のように輝く水の状態を
ガリラヤ湖ではイエスの波動を
そして、
死海では電気ショックのような衝撃を伝えてくれました。

私が感動したのは、
イエスがバプテスマのヨハネから洗礼を受けたヨルダン川です。
砂漠を通り、濁っている水を
これまで私は、
「コーヒー牛乳のよう」とちょっとがっかりさせるようにガイドしてきました。

イエスが洗礼を受けたところだから、
世界中の人たちがやってくるのです。
ヨルダン川ってどんなところなんだろう、と期待に胸を膨らませて。
そこで、
濁った小川に出くわして、
さぞかしがっかりしていることだろうと、思っていました。
私が、
がっかりしたように。

 いつも五十鈴川で禊ぎをする日本人の私にとって、
ヨルダン川の濁った流れを「聖なるもの」と思えなかったからです。

重岡さんは、こう言われました。

 「土の粒子を水の粒子が取り囲み、
 ここまで調和を保っている水を見たことがありません。
 普通の濁っている水は、土の粒子を水が手放し沈殿していくものです。
 でも、
 ヨルダン川のこの水は、そうならない。
 最小限となった土の粒子には地球の記憶が宿っています。
 そして、あのバニアスの源流から流れてきた水がその記憶を包み込みここにある。
 そこに、
 世界中から来た人々の祈りが刻み込まれている。
 
 ぼくは、この水に触れたときに涙が止まらなくなりました」

あーーーー、ごめんなさい
 もうグリコのコーヒー牛乳なんて2度といいません。

 やっぱり、知ることが愛の始まりですね。
  知ることの深さは、愛することへの道。

さあ、今日はマサダに上ります。
そして、ベングリオンの眠るネゲブ砂漠へとむかい、
エルサレムに登ってゆきます。

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