ライフワークという視座で
私たちは、神さまと約束してこの世にやってきました。
それは、
あの世にいるときに
「次に生まれたら、こういう体験をして、こういう学びをしよう。
そして、魂を向上させるんだ」
という約束です。
人生のシナリオは自分で書いて、両親も、登場人物もみんな自分で決めてきたのです。
シナリオ通りに生きたらいい。
でも、
いつの間にかそのシナリオを忘れて、誰かのシナリオを生きはじめる。
それは苦しい。
自分のシナリオは、自分しか生きられないし、
自分らしい場所には、自分しか存在できないのです。
どうやらシナリオ通りに生きたら、
自然に上手くいき、
幸せになれるようにできているようです。
でも、
「人生は甘くない」と思い込まされていました。
そう教えられたからです。
親や先生やまわりの大人たちに。
その人たちは、どこかで何かの理由があって、
人生は甘くないと思い込んだのです。
そういう人には、なぜか甘くないことが起きるようにできているようです。
だけど、
ライフワークを喜んで生きる、と自分で決めると人生は瞬時にガラッと変わり、
楽しいことばかり起きて、本当に人生がうまくいくようになるのです。
目標設定して、
それを達成するために行動計画を立てて、
鮮やかに描くためにビジュアライゼーションし、
モチベーションを高め持続するためにアファメーションして、
夢を実現させる・・・
そんな西洋型の成功哲学で幸せになれると思えなくなりました。
もちろん
一所懸命実践してみましたが、
そんなこといつまでも、長くは続けられません。
「ライフワークを喜んで生きる」と、決めただけで幸せになるというのが本当です。
幸せになるのに時間はかかりません。
神さまは瞬きする間に応えてくださいます。
だから、目標を達成すると幸せになるというのが大きな勘違いですね。
「ライフワークを喜んで生きる」と決めた瞬間からワクワクは始まるのです。
その道を歩いていると、偶然が重なり、
出逢いがあり、思いもよらない展開で、
ものすごくおもしろい人生になります。
もしかしたら、
自分が思い描いていた未来予想図とは違う現実がやって来るのかも知れませんが、
ワクワクしながら、
ライフワークを喜んで生きていると、
どんな形であれ、最高に幸せな人生になります。
楽しくてワクワクしていなければ、
それはライフワークを喜んで生きていないのだから、
向きを変えればいいのです。
楽しくないことを我慢して生きるのが人生だと思い込んでいると、そこに幸せはありません。
私も楽しいことばかりすることに罪悪感を持たされていました。
でも、
本当の幸せは喜んでいる中にあるのだから、そこに我慢はありません。
人生辛抱だと教えた、父も母も誰かにそう教えられたのです。
「空の鳥を見るがよい。
まくことも、刈ることもせず、
倉に取り入れることもしない。
それだのに、
あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。
あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。
あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、
自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。」
（マタイによる福音書）
真理は宇宙にあまねく満ち、
時を貫いていまもここにはたらいています。
