不動産取引
2018.05.31
赤塚建設の不動産部門は、私が30年前に設立しました。
飛島建設で営業をしている時、
宅地建物取引主任者の資格を取りましたので、役に立ちましたね。
バブルも経験しましたが、
いま思えばあれはいったい何だったんだろう、という感じですね。
当時一坪300万円で取引した土地が、10分の1でも売れません。
町も造りました。
「シャロームタウン」は津市に2か所あります。
13区画と28区画
バブルの名残のあるころに販売しましたから、
新聞広告を打って、現地でテントを貼って机を出して座っていたら、
13区画のうち1日で10区画売れました。
建築条件付きですから、1日で10棟受注もできました。
土地を買わずに、借りて家を建てる
「定期借地権」を事業化したのは、1999年のこと。
師匠の糸川英夫博士が亡くなった年、
前例がないことをやろうと冒険したのでした。
地方で定期借地を実践している会社はほとんどありませんでしたから、
全国で講演もしました。
とても楽しい仕事でした。
わが社の営業部長、本島康子も宅建主任者で、
いまでは不動産の仕事を全面的に任せています。
地主さんから絶対的な信頼を得ており、誠実さと真面目さでは誰にも負けません。
不動産屋と言えば、なんとなく怖そうな、胡散臭そうな感じです。
確かにそんな人たちも多かったです。
だからこそ、私たちがそのすきまでやってこれたのかも知れません。
取引の件数も額もすっかり小さくなりましたが、
土地のことで困っておられる方のために、本島部長は今日も走っています。