九州講演三日目
一昨日ご縁つむぎ大学北九州校で5時間半、
昨日は小倉聖書塾で6時間、
違う話しをさせていただきました。
どれだけ話しても、
まだまだ伝えたいことがたくさんあるのです。
今回の人生で、
余計なことをし過ぎたように思っていたけれど、
余計なことの積み重ねや経験が、
講演の生命力となっていることが嬉しい今日です。
去年の春、
桜の花が終わろうとする頃でした。
安倍総理と桜を観る会に招待されて、
東京に向かったのです。
前日は半蔵門にあるホテルに泊まりました。
そのホテルの前にある小さなスナックで、
少し飲むのが私の楽しみで、
その夜も荷物を置いて出かけてみました。
ちょっとくたびれたマスターと奥さんに挨拶して、
カウンターに座り、
いつまでも置いておいてくれる焼酎の水割りと、
昭和の名残りの野菜炒めを作ってもらうのが好きな私です。
隣り合わせたお客さんと、
何気なく会話が始まるのも、そんな店のいいところかも知れません。
「どこから?」
「天草です」
「九州、いいですね、
僕は伊勢です。」
「東京に仕事で?」
「総理と桜を観る会なんですよ」
「え?! 私もそうなんです」
「あれ、奇遇ですね、明日一緒に行きましょう」
と、いうことで、
翌朝新宿御苑まで一緒に行ったのですが、
いろんなご縁が重なって、
その方の会社が主催する謝恩会で、
私が記念講演をさせていただくことになったのは、
まさに
「袖触れ合うも他生の縁」
という導きでしょう。
今、夜明け前の小倉です。
これから福岡空港に移動して、
飛行機で天草にむかいます。
「やまとこころのキャンドルサービス」は、
まさに私のライフワークとなりました。
心は平安です。
毎日静かなワクワクを感じる生活は、
まさに生きている懐かしさに満たされます。
思いもよらないとこから、
サポートしてくれる理解者が現れ、
素晴らしい人間関係が築かれてゆくのは、
嬉しいことです。
経済的な豊かさにも繋がりますから、
感謝でなりません。
ライフワークを喜んで生きていると、
他人と比べたり媚びることもなく、
自分らしく生きることができるのです。
これが心の平安であり、争いのない世界ですね。
そして、
静かなワクワクは内なる情熱の炎であり、
決して衰えることがありません。
これは、伝染します。
そして、止められません。
どれだけのファンが増えるか・・・
それは、多分受け取れる限りです。
自分で制限するのをやめることです。
そして、
受け取ることを自分で自分に許可をするのです。
そうすると、豊かさは自然に流れ込んできます。
自分の大好きなことをやって多くの人と分かち合っている人を、貧乏のままにしておくことは神さまにはできません。
と、いうよりお金のことを考えなくて良くなるようです。
大金持ちでなくても豊かなのですから。
天命とか
使命といった言葉の重さから解放されて、
「ライフワーク」の海を泳いでみたいと思いませんか。
でも、
ライフワークは、探そうとすると見つけられないようです。
自分探しの旅に出て、自分を見つけた人がいないように・・・
自分探しの旅は、ほとんどの場合現実逃避です。
ライフワークは、特定の仕事ではなく、
「在り方」を示しますから
その状態を生きることですね。
思えば随分回り道や道草を食いましたが、
ライフワークを喜んで生きる、と決めたところから、
新しい扉が開きました。
さあ、天草に行きましょう。
天草四郎よ、待ってておくれ。