赤塚高仁ブログ

人体からネオニコチノイド

2017.02.14

ブログで何度も取り上げた、「悪魔の農薬」とまで言われているネオニコチノイド。

中日新聞のコラムに、このような記事が載っています。

 

「昨年フランス議会を揺るがし使用禁止の立法に結びついたが、

日本ではほとんどとり上げられなかった日本人の論文がある。

東京医科大東医療センター麻酔科非常勤講師の平久美子さんが書いた、

 

『人体からもネオニコチノイドが検出されている』とする論文だ。

 

ネオニコチノイドは日本で開発された

『環境にやさしい』農薬。

カメムシ駆除に効くとしてはやり、水に溶け土や水中に留まり、

狙った虫、それ以外の虫、鳥、魚その他の生き物の脳や神経に影響を与える神経毒だ。

この毒にあたると死に至ったり帰り路を忘れたりする。

そう、ひと頃話題になった『ミツバチがいなくなる』農薬だ。

 

欧州連合(EU)は以前からヒトの神経発達障害との関連可能性を発表していたが、

この論文が決定的となり禁止へと歩を進めた。

一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストのホームページに詳細がある。

なのに日本はどうだ。

 

国連は予防原則を基本とし、疑わしいうちは規制し生物多様性の保全を優先している。

が、日本の政策担当者や公務員とマスコミは予防原則に不案内。

 

子供が危ないのだ。

・・・・・・・」 環境広告会社・サステナ代表のマエキタ ミヤコさんの文章です。

 

魚に水が見えないように、

鳥に空気が見えないように、

日本人に日本が見えません。

 

私は、28年にわたるイスラエルとの付き合いの中で、国があるのは当たり前のことだと思わなくなりました。

自分の国がある。

しかも日本のように素晴らしい歴史のある国に生まれることがどれほど有難いのかと感謝が湧きます。

もしも、アフリカの何処かに生まれたら、女性は一日水汲み、男は一生狩り。

私は、魚もとらないし、牛も育てたことがないのに、ましてやお米も作ったことがないのに毎日ご飯が食べられる。

 

ありがとうございます。

感謝します。

ごめんなさい。

 

日本が汚されてゆくのは辛いことです。

ネオニコチノイドも、放射能も。

そして、祖国を愛する心が日本人から奪われてゆくのが怖い。

「あたりまえ」

本当に、それでいいのでしょうか。

なくしてからわかるのでは、遅すぎることもあるように思えます。

 

 

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