伊勢に帰ろう
自分の人生で、
8月6日広島で、「日本人として生きよう」と講演するというシナリオはありませんでした。
しかし、現実になりました。
100名を超える兄弟姉妹と共に笑い、涙を流し、
やまとこころのキャンドルに火をつけたのでした。
主催してくださった久村さんは、
元海上自衛隊の航空機の整備士。
青森八戸出身の三児の美人ママです。
出会いは、フジハラレディースクリニックでの
私の話を聞いてくださったのでした。
ここ数年、建国記念の日には広島での講演をさせていただいています。
講演とは、水に文字を書くようなものかも知れないけれど、
足に言葉を刻むような思いでやるものだと考えています。
だから、
毎回一度限りの聖なる作品だと思うのです。
そのご縁がご縁を生み、8.6 広島・呉に導かれました。
感謝します。
かつて伊勢にはおんし「御師」と呼ばれる伝道者がいました。
全国駆け巡り、伊勢神宮に人びとを導くお役です。
伊勢のこと、天皇のこと、
本当のことを伝えるために神様に捧げる人生。
素晴らしいですね。
キリストだ、仏陀だ、イスラムだ・・・
と、違いを見つけて争うのではなく、
天から見れば一つの地球に、一人ずつひとつの命。
みんな同じ舟にのる旅人のようです。
パウロも伊勢の御師も一緒です。
主催の久村さんのご主人は、
海上自衛隊の教官で、江田島海軍兵学校でも教えておられる国士です。
「赤塚さん、話を聞いて、本当に日本の大切さを若い者に伝えていかなければと思わされました」と言ってくださいました。
ありがとうございます。
どうか自衛隊に入った初年兵に、日本の美しさ伝えてください。
そして、皆を伊勢にお連れください。
この神風の伊勢の国は
常世の浪のしきなみよする国なり。
(重浪帰る)
傍国かたくにのうまし国なり。
この国に居らんとおもふ
台風の中 伊勢にかえります。