赤塚高仁ブログ

何のために、聖書を学ぶの?

2019.01.30

 「ザ・フナイ4月号の閉め切り過ぎてますよ!」
福編集長のマホちゃん先生からメールをいただいて、
あわてて送る私です。
昔から、夏休みの宿題も8月の終わりになってからやったものです。
と、
自慢することではありませんが、
ひとそれぞれ持っている傾向は、生涯変わらないこともありますね。

 いきあたりバッチリ、
土壇場に強い、
アドリブが冴える、
そんな自分をこのごろ頼もしく思います。
準備もせず、
資料も用意せず、
10人でも
100人でも
1000人でも
10分でも
100分でも
5時間でも
話が出来るようになったのも、
人から見たら余計なことや、
道草を食ってきたからでしょうか。
もちろん経験もありますが、
生まれてくるときに、神さまから授かった賜物だと思っています。
それは、人はみんなちがうから生まれてくるという真理を聖書に学んだからです。

ユダヤ人は聖書の民です。
彼らは、人と同じであるということを最大の侮辱ととらえます。
私たちヤマト人は、人と違うことを恥とします。
どちらも素敵ですが、
どちらもいき過ぎると神の真理から外れてしまい、
神さまの願いを実現することが難しくなってしまいます。

12年前、
イエスキリストが最後の弟子教育をした、ピリポカイザリアという地で、
こんな風に祈りました。

「神さま、どうか私の願いではなく、
  あなたが私に願っておられることを歩ませてください」

祈りは聞き届けられ、
それ以来、「自己啓発」でなく「神さま啓発」の世界に入れられました。
それは、
自分が願うことではなく、
神さまが自分に願っておられることをこの世で開花させる世界です。
だから、
誰かと比べる必要が皆無になりました。
すると、
妬みや嫉妬、
それに劣等感から解放されました。

 私はこの広い宇宙でたった一つのユニークな存在なんだ!
そして、
私は宇宙の最高傑作なんだ!
と、思えるようになったら、何だか楽しくなりました。
もちろん
落ち込むことも、つまづくこともあります。
でも、
つまづいたっていいじゃないか、にんげんだもの!
と、みつをのようにつぶやいて立ち上がります。

「正しきものは7たび倒れても、また起きあがる」(箴言24-16)
そうです、
「7転び8起き」も聖書の中でソロモン王が語った言葉です。

聖書はユダヤ人が、神との対話を通じて書き記したメッセージです。
4000年伝わる普遍の真理なのです。
宗教の経典にしてはいけないと、わが師、糸川英夫博士は
「人類最高のリーダーシップ論」「ビジネス書」として教えてくださいました。

「聖書は神が人間に下さった最高の贈り物。
  世界の救い主から来るすべてのよいものは、
 聖書を通じて私たちに伝えられる」と、アブラハム・リンカーンは言っています。

全世界の人口の0.2%のユダヤ人が
大富豪の35%、
ノーベル賞の35%を占めているのは、彼らが聖書の智慧を生きているからでしょう。

 少し前に、「引き寄せの法則」が流行りましたね。
願えば現実になると、盛んにセミナーも行われていたようです。
でも、
願っているのに引き寄せられない・・・人はまた、新たな御利益を探しにいきます。
でも、
聖書を学べば、本当の引きよせとは何かを知るでしょう。
旧約聖書、ソロモンの箴言にこうあります。

「人の心には多くの計画がある。
 しかし、ただ主のみ旨だけが堅く立つ」

人間の願いはエゴから来ますが、
主なる神の願いは真理から来るから、実現します。
人の都合で神に働いてもらおうというのを、引き寄せと勘違いするようですね。
願望や欲が悪いと聖書には書いていません、
神の声を聞かないことを「罪」だと書かれています。
神に背を向ければ、真理から離れてゆく。
的外れな人生を送ることを「罪」と呼ぶのです。

 創造主たる神が、自分に何を望まれるのか?
その神の願いと、自分の願望を一致させることが本当の引き寄せの法則なのです。

私は、教会に行ったこともないし、
カトリックとプロテスタントの違いも分からずに聖書をただ読んできました。
20回以上聖書の現場、イスラエルで足の裏で聖書を読み、ユダヤ人と付き合ってきました。
そんな私に、

「キリストを伝えよ、
  そのままのお前で伝えよ」
と、17年前シリアのダマスカスのホテルで
心の中に声をかけたのがパウロという伝道師でした。

 聖書を学ぶのは、何のため?
キリスト教という宗教を知ったり、信仰するためでは全くありません。
私たちは、やまとのこころを持ち、聖書の法則を使いこなさなければなりません。
明治の先輩たちは、
「和魂洋才」と言いました。

自分自身の健全なセルフイメージを取り戻し、
自分を真から愛することが出来た時、隣人を愛することができます。
私という現象は、
この地上世界を神の国に変えるための道具です。

 いま、私たちが豊かな暮らしを享受できるのは、
1000年前、500年前、100年前・・・世界を良くしようと願い、
神の真理に生きてくださった先輩方のおかげです。
私たちも、
100年後、500年後、1000年後の世界を良くするため、
神の願いを実現するパートナーとして生かされたいと願います。

 聖書講座は、自己啓発を超えた「神さま啓発」の学びの場です。
抵抗感溢れる「聖書」を世界で誰よりも面白く伝えたいと願ってきました。
神さまが応援してくれていると信じていますから、私はやらせていただきます。
神さまが味方なら、私は何を恐れる必要がありましょうか。

 神さまが願っておられることに、人間が合わせれば、
想像を超えた恵みがやって来るでしょう。
人はそれを「奇跡」と呼びますが、
奇跡は自然には反していません、
ただ、人間の常識に反するだけです。

 今日から、東京
明日の18:30~四谷のエイトスターダイヤモンド木曜会に登壇します。

2月2日、3日は、広島・呉での聖書講座
参加者みんなを大成功者にする不思議な聖書塾になることでしょう。

東京聖書塾、
札幌聖書塾、
名古屋聖書塾、
関西聖書塾
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