信念を捨てよう
「良い学校を出て、
良い会社に入って、
結婚をして家庭を持って、
幸せな人生を送るのです」
私の母は、武士の娘ではありませんでしたが、
信念の強い女性でした。
~ねばならない
~べき
その呪文の中で育った私は、
ずっと出口の見えない迷路の中を歩いていました。
「何のために」行っているのかわからない学校が嫌いで、
不登校になりたくても、
家にいるのはもっと嫌だったので学校に行きました。
壮絶ないじめにもあいましたが、
母に救いを求めることもできず、
生き延びるために、
道化を演じることを覚えました。
(おかげで、
講演活動にとても役に立ち、
いまでは、
「人生が変わる聖書漫談師」と
肩書をつけて講師料をいただいています。)
もちろん
勉強はできませんでしたし、
宿題もやりませんでしたから、
劣等生でした。
でも、
要領だけはクラスで一番でしたから、
うまく進学しましたけれど、
「何のために」進学するのかもわからず、
実にたいくつな日々でした。
父も母も私の幸せを願って、
自分の信念を私に着せてくれました。
自分が生きてきた社会が、
この先もこのままずっと続くと信じていましたから。
でも、
彼らは知りませんでした。
時代が変わること、
そして、
そのことを知らないから問題が起きるのではなく、
自分が間違って信じている信念が「事実」だと思い込んでいるから、
問題が起きるのだということを。
ときどき
そんな信念が、
最高の自分でいられなくしたり、
友だちを失わせたりします。
けれど、
ときに信念が、
前に進むエネルギーになることもあります。
たとえば、
「神は、すべての人を無条件で愛し、
一方的に、
無差別に、
無制限に恵みを与えてくれる。」
という、新しい私の信念のように。
ただ、
これは信念というよりも、
湧き上がってくるパッションと言えるかも知れませんが。
すべてはみな移り変わります。
変わらないものがあるとしたら、
「すべてが変わる」という真理だけでしょうか。
レンタルレコード屋さんが町に出来た時、
「おお!レコードを借りて録音すれば、買わなくていい!!」
レンタルビデオ店ができた時、
「おお!家で映画が見られる!!」
初めてデジカメを買ったとき、
「おお!写真屋さんに行かなくても写真がみられる」
・・・・いつも新しいことが生まれてきます
古いものは終わってゆきます
最高のレンタルビデオ屋さんを信念をもって経営しても、
やがて借りに行く人がなくなります。
AIが人の仕事を奪うと騒いでいる人たちがいますが、
なくなるものはなくなり、
新しいものはいつも生まれてくるのです。
いつでもそうやって時代は流れてきたのです。
本は書店で買うものでしたが、
頼んでから一月近くかかったものが、
今では翌日に家まで届けられます。
電子書籍は、その場で受け取って読めます。
だから、
街の本屋さんは毎年300軒が消えていっています。
最高のレコードをプレスする信念に満ちた職人さん、
カセットテープやフロッピーディスクの将来を考え続けていても、
それらの信念は無用の長物となり果てます。
古い信念とは、
自分勝手に作り上げた「私」という錯覚です。
「自分らしさという檻」から出て、
新しい「私」を羽織ってみよう。
だからといって私がなくなるわけでもなく、
変わってしまうわけでもありません。
でも、
考え方が変わるだけで、人生が変わり、世界が変わります。
自分がどんな信念に生きているのかに気づき、
「事実はひとつ」でも「見方は無数」と知り、
新しいドアを開ける前に古い信念は捨てて、
頼まれごとは試されごとと、すぐ動いて、
できない理由を考えず、
歩き出すだけです。
今日から、今年最初のイスラエルツアーが始まります。
成田空港に新しい仲間が集まります。
大好きなアストロロジャー來夢先生といく遥かなるイスラエル!
宝地図の望月俊孝さん、
マーケッター神田昌典さん・・・わくわくのメンバー、総勢44名
団長は、
「人生が変わる聖書漫談」赤塚高仁
聖書の現場での聖書漫談は、次元上昇間違いなし。
聖書は、神聖で真面目なものだから、
笑って読んではならないという信念があったとしたらどうでしょう。
きっと
眉間にしわを寄せて、
キリスト教という宗教の中で苦しんでいたでしょうね。
私は、
信じる者は救われる!という信念を捨てたとき、
すでに救ってくださっていた神の愛に気づかされました。
その喜びは宗教という枠の中になんて納まりません。
だから、
喜びの灯を灯していくのです。
やまとこころのキャンドルサービス!
信じていなくても無条件で救ってくださる私の神さまを愛しています。
そして、
神さまも一方的に私を愛してくださいます。
無制限の豊かさを恵んでくださいます。
立派でありたいとか、
偉く思われたいとか、
強くありたいとか、
無理な緊張に色目を使わず
正義感とか、
使命感さえも手放して
まわりから喜ばれる存在として生かされましょう。
では、行ってきます!
ホテルのWi-Fiがつながるところで、ブログアップしますので、
遊びに来てくださいね。