倭姫命讃仰
友だちの花柳迪薫さんから、舞いの奉納があるので二見に来てくださいとお招きがありました。
迪薫さんは、日本舞踊家で薫乃会を主宰しておられますが、3歳から日本舞踊の世界に入り、
宝塚歌劇団花組にも所属されていた、舞踊の達人です。
どうやら、迪薫さん
倭姫の霊が降りて来られたようです。
ときどき神がかる人から連絡が来たりしますが、
ほとんどの場合キツネツキみたいなので、あまり近づかないようにしているのですが、
このたびの迪薫さんのお招きは、有難く出かけました。
それに、
二見の賓日館は、私にとっても懐かしい場所ですから、
そこでの舞踊、楽しみでした。
2017年10月22日奈良県桜井市の檜原神社、大神神社から始まった「倭姫命讃仰 舞踏奉納巡幸の旅」
倭姫命の足跡をたどり27か所で舞われ、その結願としての二見賓日館だったのです。
それにしても、
倭姫の足跡をたどり、祈りを捧げ、舞を奉納してゆく・・・
奈良~丹後~和歌山~岡山~三重・名張~伊賀~滋賀~岐阜~愛知~桑名~津~松阪~多気~~
実際に倭姫は30数年かけてアマテラスを伊勢の地にお連れしたのだそうです。
ヤマトの信仰の中心を定めて下さいました倭姫命。
改めてその偉業に首を垂れたのでした。
式典のクライマックスは、
この奉納巡幸のために作り上げられた新曲
「倭姫命讃仰」
作詞・元神宮主事 谷分道長
作曲・一中節宗家十二世 都一中
振付・花柳迪薫
「一、 はろばろと大和の三輪のふもとより
常世の浪の重浪の帰する国なり伊勢の地に
大宮柱太敷立てし倭姫命みいさを畏
・・・・・・・・・・・・・・・
十二、 春夏秋冬移ろひ見する神路山
五十鈴の川上国民のここにあつまる神風の
伊勢の大宮栄えましけむ常磐に千万代までに」
30分の超大作
歌、三味線、そして迪薫さんの踊り、
日本舞踊で鳥肌が立ったのは初めての経験でした。
そしてその音霊でヤマトの遺伝子スイッチがプチプチとオンになりました。
一夜明けた11月7日、
舞台を作り上げたみなさんと、
神宮お礼参りに参加させていただきました。
私なりのお礼もかねて、神宮をガイドさせていただきました。
先ほど神宮から帰り、ブログをしたためています。
日本に生まれてよかった!
あらためてしみじみかみしめる今日の日です。