赤塚高仁ブログ

光冷暖の研修にいってきます!

2016.10.23

温水を床下に通して暖房する「床暖房」は何件も施工させて頂きました。

空気が汚れず、乾燥せず、快適なシステムだと思えます。

しかし、壁にはクーラーを各部屋ごとに取り付けなければ冷房はできません。

床暖房のシステムに冷水を流して冷やすと、空気中の水分が結露して、

床がベタベタになってしまうからです。

 

 光で冷房する。

この画期的なシステムによって、

① エアコン不要

② 温風、冷風を出さないので快適。

③ 湿度が50%前後に保たれ過乾燥にならない

④ 空気が動かないので、ホコリが舞わない

⑤ 輻射熱なので壁天井床、温度が同じになり足元が冷えることがない

⑥ 消費電力はエアコンの40%程度

⑦ CO2をほとんど出さない

しかも、エアコンは閉め切った部屋を冷やしますが、

光冷暖は、全館冷暖房となり、扉を閉めた向こう側まで遠赤外線として飛び、家中が快適になるのです。

 

真夏にトンネルに入ると、ヒヤリとした経験はありませんか?

トンネルの壁面に体温が吸収されて「ひやり」とする・・・これが光冷暖の原理です。

 

今年の夏、光冷暖の開発者である二枝たかはる社長とお会いしました。

舩井勝仁さんが引き合わせてくださいました。

室内の空気の涼やかさは、驚くべきものがありました。

気持ちよさは、かつて経験したことのない次元です。

空気が冷やされているわけではないので、身体は本当に楽です。

その体感を言葉で表すことは不可能ですが、「前例がないからやってみよう!」という糸川英夫博士の声が心の中で響きました。

伝えたい!という、伝道師の血が湧かされました。

 

安倍昭恵さんの「UZUハウス」にも採用され、

そこで開発者の二枝氏、勝仁さん、そして安倍昭恵さんとお会いして鼎談となりました。

その模様は、「ザ・フナイ」に掲載されますので、出ましたらご紹介させて頂きます。

 

「遠赤外線・光冷暖革命」佐々木久夫著・人間と歴史社

この本のあとがきを引用させて頂きます。

「・・・環境汚染ではなく、消耗の世界ではなく、豊穣の世界をつくることはできないか。

光冷暖が豊穣の世界を創出することを心から期待します。

そして、このすばらしい光冷暖システムを開発した二枝さんに、糸川英夫先生の次のことばを贈りたいと思います。

『構造的にも世界でたった一つしかない、ユニークな設計のバイオリンです・・・

このように奇想天外なバイオリンはほかにないのです。

このバイオリンをつくってゆくための方法論も、発想のスタートから制作のプロセスまで、

すべてが常識外の産物なんです』 (引用ここまで)

 

糸川英夫の奇跡のバイオリンの物語「80歳のアリア」の一節と、光冷暖の本の中で出逢うとは・・・

もう、迷うことはありません。

「前例がないからやってみよう」という糸川先生からのメッセージは、天の声。

本気で学び、本気で伝え、

日本の住環境をよくするために、私の家も進化させます。

 

行って参ります。

 

PAGE TOP