赤塚高仁ブログ

生きてることのなつかしさ

2019.07.26

ハワイ島のすべての火山が鎮まり、
上空が澄み渡っているので、
マウナケアの山頂までいかなくても、
星が綺麗に見えます。

それはそれは、
驚くほどの美しさで、
少し街から離れると、
灯りが全くなく、
全天が星で覆われるのです。

天の川が、
まさにミルキーウェイなのです。
銀河なのです。

こんな景色を目の当たりにするとき、
人は、自分が宇宙の一部分であることに気づかされ、
何も言わなくても、
みんなつながっていることを知るのでしょう。

どんなにたくさんの本を読んで知識を得ても、
息を飲む一瞬の体験には敵いません。

どんな綺麗な画像を、
高性能の液晶テレビで見たって、
所詮「点」の集まりに過ぎません。

命を生きているんだなぁ〜って、
思う時、
深いなつかしさに胸が熱くなります。

いま、
私たちに一番必要なものは、
深いところから湧き上がってくる熱なのではないか、
と、思うのです。
そして、
なぜ、
胸が熱くなるのか、
なにも言わなくてもわかる友があることこそ、
本当の豊かさなのではないかと、
しみじみ思うのです。

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