太陽礼拝
3日間の
Dr.マウルヤによる
アールユヴェーダリトリートを終えて一週間が経ちました。
ログハウスは、何事もなかったかのようにたたずんでいますが、
その前と、後ではあきらかに気配が変わっています。
鈍感な私でもわかるのですから、
霊的な方なら、一歩足を踏み入れた瞬間に感じられることでしょう。
建物は、どんどん進化してゆくのです。
33歳でログハウスを建築してから、25年という時が流れました。
数えきれない出会いと別れを繰り返しながら、
この空間は成長し続けています。
その中でも、Dr.マウルヤによるアーユルヴェーダのリトリートは、
大きな転換のきっかけになったように思うのです。
参加してくれた、きれい・ねっとの山内尚子さんが、
こんな風に書いてくれています。
「コンサルテーションを受けたり
レクチャーで学んだり、
アビヤンガ(オイルマッサージ)を受けたり
お食事は腹八分目で
軽くて調和的な「キチャリ」なるものや
美味しいフルーツ。
そして、
心身魂ずいぶんクリアになったと
体感できてきた
リトリートの最終日が新月の24日。
早朝5時過ぎに神宮へ。
で、新月ジャストタイムが
最後の個別コンサルテーションでした。
自分の身体の
アドバイスの後に
Dr.マウルヤから
今回のリトリートの感想を聞かれて
私はこんなふうにお伝えしました。
リトリートの間中
ずっと神さまと一緒だと感じていたこと
それは、どこかに誰かを
感じるというのではなくて
人や食事や言葉や風
すべてのものに感じて
それらはみんなつながりあい
呼応し合う
それぞれであり
神でありながら
私自身でもある
なんとも愛おしい存在だと
感じたということ。
それをひとつ呼吸をするたびに
いただき
そしてお返ししているということ。
Dr.マウルヤは
深くて優しい笑顔で
それはすばらしいことですね、と
おっしゃってくださいました。
続けて
敬虔なヒンドゥー教徒であるドクターが
日本の神さまの最高位は
太陽の神さまですね、と
日本の信仰を尊重し
神宮では日本の作法に従い
日本の神さまに
敬意をあらわしてくださったことに
深く感動したことをお伝えすると
ドクターはこのようにおっしゃいました。
私はヒンドゥー教徒ですが
どのような宗教の神も
同じ宇宙の根源からの
その地域にふさわしいかたちでの
あらわれなのだと思っています。
神は、神です。
その地を訪れるということは
その地を守る神の恩寵に
預かるということであり
敬意を払うのは当然のことだと思います。
英語だから
通訳してもらうのですけれど
God is God.
ゆっくりとした
この一言だけは
そのままが
心深いところに響いて
思わず涙があふれました。
そのような捉え方に
心から共感するとともに
インドのドクターから伺えたことが
本当に嬉しいとお伝えすると
私のほうこそ光栄です。
宇宙の存在のすべてが
一体であり
ファミリーだと心身魂すべてをもって
体感すること
これこそが悟りであり
光明を得るということなのです。
あなたが最初におっしゃったことは
まさにそれですね。
すばらしい対話を
ありがとうございます。
コンサルテーションを終えて
しばらく一人
静かな時間を過ごしながら
そういえば、かに座の新月は
大切な家族との関係性を
司るんだったなあと思いました。
なんていうことだろう
私の意図する
大切な家族は
「宇宙の存在のすべて」なんだ……。
それに気づいたとき
まだ未熟な私が
私なりの真実としてお伝えしていた
ごめんなさい・ありがとう・愛していますを
ホ・オポノポノとして
ハワイでも大切にされてきたことを
知ったあの時と同じ……
いや、あのときから始まった
クリーニングのステージが終わり
新しいステージが
始まっていくんだということを
静かに、しみじみと
感じていました。
そして同時に、
家族である
様々なステージを
真摯に生きる皆さまに
もちろん、あなたにも
愛を届け
その糧となるような
真実・真理の光を
大切に言葉に変えていきたいと
心から思ったのでした。」
しばらく地球が止まったかのような、そんなリトリートの時間だったのです。
大勢の人が、Dr. マウルヤを求めてインドへと向かいます。
ドクターも各地からくる人々のために、いま病院を建設中です。
おそらく、病院が動き出せばドクターはそこを離れることはできないでしょう。
インドの聖者ともいえるDrマウルヤが、伊勢にきてログハウスに3泊して、
懇切丁寧に身体と心と魂のケアをしてくれたこと、奇跡と思えます。
私が願ったというよりも、
神様が願ってくださったと思え、感謝が湧き上がってなりません。
マウルヤ先生から教えていただいた「太陽礼拝」
毎朝続けています。
少しずつ慣れてきました。
やがて、私も身近な友に伝え始めるのでしょう。