赤塚高仁ブログ

平成の大晦日

2019.04.30

 雨です
4月が終わろうとしているのに、
寒い・・・

 今上陛下の御譲位にそっと寄り添うような、
天の涙でしょうか。

 今日明日は、津でゆっくり過ごすことにします。

「象徴」という御存在であること、
どれほどの重荷であったことでしょう。
陛下におかれましては、
そのことを生きるという魂で地上にやってこられた、
世界で最も崇高な御方だと、
私は思わせていただいています。

 2000年前、イスラエルのベツレヘムにお生まれになり、
ナザレで育ち、30歳で家を出て真理を伝え、
わずか3年の伝道生活の後、捕えられ、十字架で殺された、
イェシュアが、のちに「キリスト」と呼ばれるようになりますが、
まさに、
天皇は「キリスト」です。

 クリスチャンには、抵抗感があるかも知れませんが、
「キリスト」とは、「救い主」という意味ですから、
成るものではなく、
ありかたを言うのだと私は思っているのです。

 だから、
自らの命に代えても大切なものを守ろうと散華していった、
若き特攻隊員も「キリスト」です。

 自分の命はどうなっても構わないから、国民を救ってもらいたい、と、
頭を下げられた昭和天皇に対し、マッカーサーは、
「私は、初めて生けるキリストを見た」と回顧録に残しています。

 イスラエルは、「キリスト」を殺しました。
それは、そのときの彼らの正義感がそうさせてしまったのです。

 日本は、125回「キリスト」を生み出している国です。
それが、日本という「シラス」国柄なのです。

 象徴とは何でしょうか?
それは、目に見えないものを
見えるように表す存在です。

 にきびは青春の象徴である、というと、
青春には触れませんが、にきびは潰すことが出来ます。
 桜は日本の象徴、
 富士山は日本の象徴、
そして、天皇が日本の象徴・・・
見える世界を通して、私たちは見えない世界を感得してゆくのです。

 今日一日、今上陛下に、皇后陛下に感謝し、
日本に生まれてよかったと、心の底から感謝したいと思います。

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