心のふるさとのような映画です
きっと製作者の入江ふみこ監督も、
10年経って大きなホールで同窓会のような上映会ができる映画になるなんて思いもしなかったでしょう。
「4分の1の奇跡」が10年前の2月11日に初上映されてから、世界18カ国、17万人もの人に届けられています。
昨日の大阪、守口のエナジーホールで改めて映画を見ました。私の隣には山元加津子さん 、盲目のアスリート稲葉さんとが座っています。
自分が登場する場面では、なんだか10年前の自分と向き合い気恥ずかしい思いがしますが、あの頃48歳、もう歳だなぁと思っていた自分に、とても若いんだよと言ってやりたい私です。
10年後にもし今の私を見たらとても若いんだよと言うでしょうね。
生きている今が残りの人生で1番若いということをつい忘れてしまいますね。
休憩時間に楽屋で山元加津子さんが
「私自分で見てこんなにたくさん写っててびっくりしちゃった」と真顔で私に言うのはびっくりでした。
「やまもっちゃん、あんたの映画やで」と笑いながら返した私でしたが、みんな本当に素敵な人たちです。
映像にはもうこの世に肉体のない大切な人が、画面から語りかけてくれます。
10年一昔、それぞれの10年を持ち寄って集うひとときは、生きていることの懐かしさ懐かしさに胸がいっぱいになりました。
この映画は私の心の故郷でもあります。
懇親会の席で初上映の際に語ったスピーチの映像が流されました。
10年前の自分からのメッセージです。
でもとても新しかったです。
忘れかけてていた大切なこと思い出させてくれました。
さて今日は、京都で新刊の出版記念講演会です。
16年前に始めたやまとこころのキャンドルサービスの集大成ともいえる1冊が世に出ます。
「教育勅語という祈り」
逆風の中旅立ちます。
強い向かい風もジェット機にとっては上昇気流になります。
教育勅語を読んだことのある人も、読んだこともない人もぜひこの本はお読みください。
読み終わるときには魂にやまとこころの火がついていることと思います。
命を削って書き上げました。
日本よ永遠なれと祈りを込めて。