心の闇
初めに言葉があった。
言葉は神と共にあった。
この言葉は初めに神と共にあった。
すべてのものは、これによってできた。
できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。
この言葉に命があった。
そしてこの命は人の光であった。
光はやみの中に輝いている。
そして、やみはこれに勝たなかった。
(ヨハネによる福音書1章)
今日から東京聖書塾第3クールが始まります。
今回から新しく、舩井勝仁とのコラボレーションセミナーという新次元に入るのです。
どんな風に進んでいくのか、ライブですから予測不能です。
しかし、
予測のできない時代だからこそ、
予定調和のセミナーをどれだけ受けても変容へとは続かないように思えるのです。
自分の心の内を見つめること。
自分の闇を見据えるスタミナをもつこと。
いいことをしよう
いいことを言おうとしながら、
そうできない、
相手を傷つけるような言葉のナイフを投げつけてしまう。
それは、自分の性格ではなく、
やみの力なのです。
人は闇以上に光を恐れる。
失敗以上に成功を恐れる。
絶望以上に希望を恐れる。
悪魔以上に神を恐れる。
自分の中に宿る神を恐れる。
本当のことを知るのは、勇気が要ります。
その本当のことは、闇の向こうにあるから。
でもその闇の向こうの光こそが、人を輝かせる希望。
そこに出た瞬間、人は生まれてきた意味を知ります。
人が怖いと感じる世界。
不安におののく時。
世間や人の評価にあくせくし、それに脅えて立ちすくんでしまう時。
それらは全て、自分自身の闇の世界の他何ものでもありません。
何か権威らしきものに媚びようとする子供の影
自分の思考や感情に合うものしか受け入れない潰し屋の闇
許せていない未完の過去を引きずる犠牲者の元型
そして、"自分"を売り込みたい売春婦の闇
無意識界で佇む゛自分と思い込んでいる自分"の虚構が怖いのですね。
自分勝手に創り上げた「私」という錯覚、
そこから見える世界がすべてだと思うとき、苦しみの中から出られなくなってしまうようです。
これから世界で通用するリーダーシップは、
従来型の男性的で、集合的で、政治的で、マインド的な質のものではありえません。
さりとて、個人的で、情感的なエネルギーでもない。
自分のエネルギーが解読できて、それに責任がもてて、そんな自分が大好きに大切に思えて、
自立してつながっている男や女、子供、老人達。
この人々が真のリーダーです。
新しい時代、新しい風が吹いています。
自分の中にある「闇」を見据えて、そこに降りてゆく。
闇から目をそらして、プラス発想をしようとしても無駄です。
瞬時に闇はマインドを乗っ取りますから。
闇に降りて、光に出た時
闇の力がプラスに変わる。
胸に抱え込んだ悩みや迷いがプラスに変わる瞬間、私たちは、この世に生きた意味を超えて、
生まれてきた意味に気づきます。