赤塚高仁ブログ

愛される工務店

2019.04.14

赤塚建設は、
父、赤塚次良(ジロウ)が創業して、
今年で60年
父が30年
私が30年
住宅を建ててきました。

「世界標準の家に暮らそう」

「住めば住むほど元気になる家」

美しい街並みを作ろうと、分譲地の開発も手がけました。
「シャロームタウン」

定期借地権の町
「ヨベルタウン」

毎日ママブログを書いてる本島康子と、
夜な夜な地主さんを回って、借地を創造したのでした。

「赤塚社長、私、今度結婚することになって、
家を建てるなら赤塚建設と決めていました。
一度話を聞いてくれませんか?」

Sちゃんからの一通のメールが届いたのは、
私がイスラエルに飛ぶ前でしたから、
我が社のスタッフに申し送りして出掛けました。

Sちゃんは、
赤塚建設が25年ほど前に作った
「シャロームタウン」という町に生まれて、
そこをふるさととして育った女の子です。

わが家のマホちゃん先生が着ていた服をもらってもらったこともあります。
いつの間にか時は過ぎて、
Sちゃんが結婚、
そして、赤塚建設で家を建てると決めてた。

私はとてもしあわせです。

世の中には、
建築会社、工務店、いっぱいあって、
それぞれが独自のカラーで経営しています。

良い家を安くたくさん販売するのが目的の会社、
特別な性能、
奇抜なデザインを売り物にする会社。

でも、
いざ家を建てるとなると、
どうしたらいいのか?
それで足を運びます、住宅展示場。

世界で、
住宅展示場やハウスメーカーというものが存在するのは日本だけです。
住宅先進国アメリカに何度も視察に行ってきましたが、売るための家しか建てません。

展示場にある豪華な家は、
役目を果たしたら壊します。
そして、
建築から解体、
この間の経費すべて、
家を建てる人が負担するのです。

そんな仕組みで家を売るのは嫌だと思いました。
「モノを売るのはやめよう」
人が幸せに暮らすこと一切を応援する。
だから、
この人から家を買いたいと思われる自分を建設しようと思いました。

世界標準の街並みが作りたくて、
米国シアトルまで、
何度も視察に行って世界標準を目指しました。

ところで、
聖書の国、
イスラエルでのあいさつ「シャローム」

こんにちは、さようなら、あらゆる場面で使われるこの言葉

「あなたに平安がありますように」
という祈りを込めた美しい挨拶なのです。

それで「シャロームタウン」という名の町をを創ってきました。

平安なる暮らしを送ってもらいたい、という願いをもって一軒一軒建てさせていただきました。

その中で、シャロームタウン清水という津のインターからほど近い28世帯の町があるのです。

25年前に最初のお家が建ちました。

家を建てるのは嬉しい仕事です。でも、それ以上に町を造るのは素敵なことだと改めてしみじみかみしめます。

シャロームタウンの住民の皆さん、とっても仲良しです。

大人も子供もとっても仲良し。 
なんだか、みんな親戚みたいなのです。

よその子が近所でお風呂に入ってたり、いっしょにご飯食べたり。

毎年、クリスマスには赤塚建設のログハウスでパーティをして盛り上がります。

クリスマスパーティはもう18年も続いているのです。

よちよち歩きだったお嬢さんが、
結婚して家を建てるなら、
赤塚建設にと、くれた一通のメールは、
私のプライド。

 よい家に住むことはもちろん重要なことだけれど、善き隣人に恵まれるということは最幸の財産です。

こんな素敵な人たちと出会い、
共に歳を重ねてこれたことを誇りに思います。

大きなことは何も出来なかったけれど、
愛される工務店として存在させてもらえたこと、
社員さん、
職人さん、
業者のみなさんに感謝です。

真心いっぱい関わらせていただきました。
小さな町の小さな工務店の社長ですが、
世界で一番しあわせな愛される工務店の社長やと、
私は思っています。

生かしていただいてありがとうございます。

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