赤塚高仁ブログ

才能は人が見つけてくれる

2019.03.23

 東京聖書塾第二回、今日午後四ツ谷で開催されます。
人生が変わる聖書漫談を楽しみながら、
4000年のユダヤの智慧を手に入れるという、
世界に類のない新しい世界です。
全身全霊で楽しみます。
それから、
5月19日のきれいねっと感謝祭で、
新刊発表します。
 やまとこころキャンドルサービスの思いを込めた、
日本の魂を覚醒させる一冊となりますようにと、
祈りながらまとめています。
「聖なる約束」の完結編となるのでしょうか。
そして、
ユダヤの成功法則を、
やはり自分の言葉で伝えたいと思っていますから、
人生を変える本も書きます。

 人前で話したり、
 本を書いたり、
 夢にも見たことのない人生が始まっています。
いろんなことがあったけど、
すべて必要で必然、
そして、
最善だったのだと思います。

20代の頃、
ゼネコンの営業マンとして走っているうちに、
精神を病んでしまい、鬱病になりました。
絶望のどん底だと思いました。
もうダメだと、人生から逃げようと自殺するも、
死なずに生き残りました。

人間、とことん闇の底まで降りないと、
光に出られないようです。
つまり、
崩壊する危機に追い込まれないと、
自分の可能性や才能に気づけないのですね。

私は、真面目に勤め人を続けてゆくことは無理でした。
上手にソツなくこなしていたのだけれど、
心は死んでいたのでしょう。
内なる静かな呼びかけに耳を貸さず、
誰かの目の中で生きているうちに自分を見失い、
強勢終了させられたのだと思えます。

大きな会社に入って、
あるいは、
役人になって給料をもらうのが、
「仕事」だと教えられましたから、
商売は卑しいものだと思い込まされていたのです。
我が家は、
商売をしていましたが、
毎日、毎日、親から
いかに商売がいやなもので、
金に頭を下げて、いやなことをやるんだと聞かされていると、
世の中は怖いものだと刷り込まれます。

他人は信じてはならないと教えられました。
悲しい呪縛です。

私は、
人と違うことを考えて、
人を楽しませるのが大好きです。
ひとところに落ち着けない、
さすらいの血が騒ぎ、
移動が大好きです。
知らない町を歩くのが大好きです。
それらを、
仕事に打ち込めない欠点だと思っていました。

でも、
大勢の人に出会っているうちに、
それらがとても人の役に立つことがある、
ということがわかってきました。

ベストセラー作家の本田健さんとイスラエルを旅した去年のこと、

「赤塚さん、これだけの聖書知識があって、
みんなを率いて、楽しませて、人生を変えて、
 すごいっていってるのに、
 どうして、赤塚さんだけが、
『自分はまだまだダメだ、もっと勉強しないと』って思ってるのかなぁ?
  まるで、太平洋横断できる客船が、
伊勢湾のなか回ってる気がするよ。」
と、
言われたのが衝撃的でした。
そうか、
面白がって、笑って、しゃべってる・・・
そこはダメなとこではなくて、
人に役に立つ自分の美点なんだ!
と、認めることができたのです。
そして、自分のライフワークを
「日本のイスラエルをつないで、
最高の人生を送る」
と、決めました。
その瞬間から人生は音を立てて変わりました。

自分探しは、
一人になって閉じこもってはなりません。
人の中で、人と交わり、人が見つけてくれるのが、
才能です。
だから、人から言われたことを素直に受けてみるとよいです。

「あなたはお話し上手ですね」
と、言われたら
「いえいえそんなことないです、
  人前に出るのは苦手で、ダメなんです」
と、言葉にする代わりに、
「本当ですか、ありがとうございます。
 嬉しいです」
と、言葉にしよう。

 まだ出会ったことのない新しい自分と出会い、
冒険が始まる予感・・・これが生きているということでしょう。

あぁ、生きててよかった。

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