赤塚高仁ブログ

文藝春秋、やるなぁ

2018.04.25

  さて、さて、
「文藝春秋・5月号」
やってくれました。
「総力特集、安倍忖度政治との決別
 昭恵夫人『夫の応援団』の末路」
石井妙子というノンフィクション作家が書いています。

 少し前から文藝春秋からしつこく電話がかかってきて、
インタビューをさせてくださいというのです。
もちろん一切お断りしていました。
どうせ、安倍昭恵さんがらみのネタでしょう。
本当のことは、書いてくれないのはわかっていますから。

一年前に「ヤマト人への福音・教育勅語という祈り」を出版したとき週刊朝日に実名報道されました。
いかに教育勅語がいけないもので、日本を悪くするものなのかというのが論旨で、
私が個人的に教育勅語を読むのは自由だが、安倍昭恵さんがそれに「いいね」をするのは困ったものであると書いていました。

 記者は、うちに張り込み、夜、家に帰ると暗がりから飛び出してきてボイスレコーダーを突き付けます。
一切ノーコメントを貫きましたが、週刊朝日には実名報道されました。

ところが!
ある方から、
「赤塚さん、文藝春秋に載ってましたね。
 読みましたか?」
と、言われてビックリ!
買ってきましたよ5月号。
9ページにもわたる記事ですが、
一部抜粋引用してみます。

 (引用ここから)
「経営コンサルタントでスピリチュアリストとして知られた舩井幸雄の没後、
その人脈や事業は息子の舩井勝仁に引き継がれた。
彼は、雑誌『ザ・フナイ』を発行、父と同じように数々のスピリチュアリストたちを束ね、
『舩井ファミリー』を作っている。
昭恵は彼らと非常に近い。
というよりも、ファミリーの一員として、何度も紙面に登場している。

『ザ・フナイ』の2017年1月号には、この舩井勝仁と昭恵、建設会社代表取締役社長の赤塚高仁、
光冷暖発明者の二枝たかはるによる座談会が掲載されている。
 そこで、昭恵は伊勢で2016年にサミットが行われるに至った経緯を仲間たちに明かしている。

〈私はずっと、サミットが伊勢志摩で行われたらいいなと思っていました。
でも、セキュリティや宿泊などいろいろなことを考えると最初は難しいのではないかと言われていたのですが、最終的には主人が、
「やっぱり伊勢だろう。
伊勢神宮のある伊勢でサミットを開催しよう」
と、決めてくれました。
私はそれが決まった瞬間に、神官の資格を持っている女生と二人で泣いて喜びました」

 昭恵は、『伊勢に世界の首脳が集まり、それが映像になって世界中に発信されれば、
いい波動が世界に届く。それによって世界が変わると感じた』とも語り、
舩井や赤塚らも強く同調している。

 この赤塚はスピリチュアル系の自著を多数、出版しており、
昭恵は彼の本を愛読し、非常に親しく交際している。
赤塚は自著、『ヤマト人への福音・教育勅語という祈り』の中で、
伊勢志摩サミットを、
「世界の首脳が、アマテラスに頭を下げた」としている。

 また、彼は教育勅語の熱烈な礼賛者でもあり、
「(日本人は)神話からつながる万世一系の天皇を中心とした、利他の民族なのです。
私たちは、地上を『利他の心』あふれる天国にするために、教育勅語をじっせんするのです」
とも書いている。
(引用ここまで)

インタビューもせず、
書きたいように情報を取り込むとき、おぞましいようなでっち上げの記事となります。

昭恵は、
赤塚は、
って呼び捨てにされて、
知らん人に、
ホンマ
自分で読んでも、赤塚って怖い、土建屋の社長、
どんな右翼のおっさんやろ、と思います。

ましてや普通の人たちは、
あたかもそれが真実のような気持ちになるのでしょう。

 「情報」という名前の「ノイズ」が溢れかえる世界の中で、
本当のことを知りたいという渇きを忘れずにいたいと思うのです。
そして、
曇りなき眼で本当の真実が知りたい。
そう願います。

 自分で考える。

何より大切なことを教えてくれた文藝春秋に感謝します。

昭恵さんは、赤塚の愛読者で、非常に親しく交際していると書いてくださってありがとう。
シンゾーさんにやきもち焼かれたら困るので、
静かに喜んでおきましょう。

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