本当にやりたいことをやると幸せがついてきます
幸せになるために無数のセラピーの本が書店に並んでいます。
幸せになるために数多の宗教がこの世に存在しています。
そして、
幸せになるために本当のことを後回しにして、
誰かに言われたこと、
昨日やり残したこと、
前からため込んでたこと、
今日やらなければならないこと、
明日のためにやらなければならないこと、
将来のためにやっておいたほうがいいこと、
アタマも心もいっぱいいっぱい
目一杯で手一杯です。
そんな状況がずっと長い間
私の人生を支配していました。
なぜなら、
本当にやりたいことは、
やらなければならないことをやり終えてからしか、
やってはいけないと思っていたからです。
やりたいことをやっていても、
心の中で後ろめたさや、罪悪感をもっていたような気がします。
だから、
講演会に呼んでもらって話していても、
イスラエルにツアーに行っても、
「建設会社の社長がどうしてそんな活動するの?」
とか、
「会社は大丈夫?」
などと聞かれると、
苦し紛れの言い訳がましいことを言っていました。
でも、
今はよくわかります。
そんな風に私に聞いてくる人は例外なく、
本当にやりたいことをやっていない人だということが。
やりたいことをやっていないとき、
人は嫉妬したり、責めたり、裁いたりという物語を作ります。
そして、
自分がやりたいことをやっていないのは仕方がないことなのだと、
自分で自分を納得させます。
とてもよくわかります。
私が住んでいた世界ですから。
でも、
誰かに良く思われるためや、
幸せになるためにではなく、
本当にやりたいことをやると決めて、
行動すると、
そんな世界と決別して、新しい世界が始まりました。
それは、
TO DO・・・やりかたではなく、
TO BE・・・ありかたの世界なのです。
そして、
ありかたの世界に生きる時、
人は幸せを感じるようにできています。
だから、
幸せはなるものではなく、
あるものなのです。
本当に自分が好きなことをやると、幸せがもれなくついてきます。