赤塚高仁ブログ

水行から聖書塾へ

2017.12.13

修養団の伊勢道場に初めて行ったのは、30年も前のことになります。
津青年会議所に入会した年の冬、新人研修でした。
忘れもしない2月9日午後8時、
五十鈴川での水行という、地獄の特訓も天国かと思えるプログラムが待っていました。

河原に向かう道中、
まるで屠殺場に連れて行かれる羊の群れのようでした。
逃げ出したい気持ちが99パーセント。
いえ、100パーセントと言っても良いかも知れません。
とにかく何のためにただでさえ寒い冬の夜に、
川の中に首まで浸からなければならないのか。

フンドシ一丁になって川面に向かうとき、
本当に死の恐怖さえ覚えました。
もはや脱走もできない。

そんなとき、ふと川の中ほどに目をやると小さな灯りが見えます。
ずっと前から川の中に入って待っていてくれている誰かがいる。

その小さな灯りで、心が鎮まりました。
寒いどころか、冷たいをはるかに超えた「痛い」世界の中に入って行ったのでした。

でも一生で一度だけでいい・・・
29歳の冬、そう思ったはずなのに。

時は巡り、42歳でやまとのこころに火が灯った私は、
導かれるようにして中山靖雄先生とのお出逢いをいただきます。
そして、中山先生に伊勢神宮神嘗祭に招待されたところから、
あたらしい道がひらかれて行きました。

一千数百年変わらずに続けられている御神事。
夜の帳の中、松明の灯りが暗闇を照らします。
玉砂利を踏みしめる神官たちの足音が耳から入り、心を清めてゆきます。
そんな瞬間、私は自分が神代の時代にタイムスリップしたような気がして、
我にかえるのに少しだけ時間が必要でした。

「この体感を一人でも多くの人に伝えたい」
その思いを中山靖雄先生に話し、立ち上げたのが
「神話を体感する会」でした。
12月16・17日 伊勢神宮月嘗祭に合わせて開催しました。

水行は二度とゴメンだと心に誓った私が、
ボンボリを持って川の中で待っているのですから、
人生はわからないですね。
10年主催者をつとめさせていただき、今年から神谷宗幣さんにバトンタッチ。
今年は、土日というチャンスです。
寒波もやってきて、禊ぎも良い感じ。

修養団の伊勢道場に連絡して、一年の汚れを祓い清める
「神話を体感する会」にお出かけ下さいませ。

ちなみに私は、
九州は小倉で同じ時間「聖書に学ぶやまとのこころ」という、
これまでにない集中講座を開催します。
ホテルのバスに水を張って、水行いたします。
聖書から天皇につながる霊的なひとときとなるでしょう。

すべてがみな移り変わっていっても、
変わらない大切なことを求め続けましょう。

小倉聖書塾の案内です。

「皆様,、お待たせ致しました。
遂に北九州で「ヤマト人への手紙」の著者であり、全国各地でやまとこころのキャンドルサービスを続けている赤塚高仁氏による聖書の勉強会が開催されます。

☆お申し込みはコチラから。
⇒http://www.kokuchpro.com/event/seisyo/

18回もイスラエルへ足を運び、足裏で聖書を読み続けキリストを感じて来られた赤塚氏。30年もの間イスラエルと日本の架け橋となって活動をしておられます。
聖書を通して、唯一国を失った事のあるイスラエルと世界一建国の歴史が長い日本を感じる事で、受講者のお一人おひとりのこころにやまとこころの火が灯る事になるでしょう。
聖書を読んだ事のない学生からビジネスマンまで全ての方に聞いていただきたい講座です。

【赤塚さんより】
聖書を読んだことのない人のためのセミナーです。
永遠のロングセラーでベストセラー、聖書をキリスト教の経典としてではなく、
人類の知恵の書として、
やまとこころで読み解く。
そして、史上最大のスーパスター、イエスキリストを知る。
目からウロコのセミナーとなるでしょう。

講師:赤塚 高仁氏

主な著書
「ヤマト人への手紙」「聖なる約束」
「ヤマト人への福音」「黙示を観る旅」他

日時
12月16日14:00〜17:00
17日10:00〜15:00
(17日はお昼を過ぎますので、食事をご用意下さいませ。お弁当が必要な方はご用意致します。)

受講料 :2日間で10,000円

持参するもの:口語訳聖書をお持ち下さい。

場所
16日(土) 男女共同参画センター・ムーブ
17日(日) 北九州国際会議場

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