溜まった書類
2週間近く留守にして、
出社してみると、机の上に郵便物や書類が山積みになっています。
旅にご一緒していただいた皆さんへのお礼状を、お一人お一人を思い出しながら書き、
郵便局に持っていきました。
夜になったので、明日投函すればいいとも思ったのですが、
すぐ動くことの大切さを忘れたくなくて、行動しました。
今回のイスラエルツアーで学ばせてもらったことで、
もっとも大きなことは、
「偶然を見逃さない」
「決める」
「行動する」
この3つが人生を決定するということでしょうか。
終わってから始まる旅もあるのですね。
ここから大きく変わってゆく予感があります。
さて、
夕べから朝にかけて、溜まっていた新聞を全部読みました。
日本を離れてイスラエルにいても、ネットで情報は流れてくるので、
出来事はわかるのですが、
改めて、日本で報道されているイスラエル関係のニュース、
特にガザ地区の問題、
これではイスラエル全土が戦闘状態になっていると思われても仕方ないですね。
パレスチナ自治区では衝突はあります。
しかし、イスラエルで何が起きているか、正しい報道はほとんどありません。
日本は、石油産出国の顔色を窺う報道をせざるを得ないという事情はあります。
アラブ諸国は、イスラエルの敵国ですから、
親イスラエルの記事にはなりません。
エルサレムにアメリカ合衆国の大使館が移設され、
イバンカ米国大統領補佐官夫妻がエルサレムにやってきました。
その翌日同じホテルに私たちも宿泊しましたが、何事もなかったように町は動いていました。
イスラエルのトランプ大統領に対する称賛はすごいものがあります。
政治的にも、イスラエルは大人だなという感覚です。
2週間分の新聞を読み終えて、
理由なく人殺しをする人たち、
スポーツの精神を忘れて潰し合いをする心の貧しい人たち、
国を思わない政治家たち、
セクハラ行為だと騒ぎ立てる渇いた人間関係に苦しむ人たち、
プライバシーを暴き立てる覗き見好きの人たち、
我が祖国は、崩れています。
「かくまでも
醜き国になりたれば
捧し人の
命惜しまる 」
特攻で散華された、
戦争未亡人の歌が心に刺さります。