熱海から茅ヶ崎へ
昭和の巨人、船井幸雄先生の終の住処は、
船井幸雄記念館として公開されています。
船井先生が暮らしていた空間には、
今もなおエネルギーが満ちています。
とりわけ、
二階の書斎では、書きかけの原稿やメモ、
手帳を見ることができます。
直筆の文字から伝わるものは、
大きいのです。
どんなに時代が変わって、
AI全盛の世界となっても、
手書きの文字は、その人そのもの。
一目でわかるお人柄。
船井幸雄先生の新刊が並ぶと、
必ず買っていた私が、
船井先生の家で、
船井先生の息子さんと、
船井先生のファンの前で、
講演するなんて、
想像した以上の人生を生きています。
かつて
自分のことが嫌いで、
神さまが自分を許しても、
自分が自分を許さず、
生きづらい日々を送っていました。
挙げ句の果てに、
ウツ病になり、
精神病院にひと月も入院したのでした。
何年も苦しみました。
ずっと医者からもらった、
抗うつ剤、精神安定剤、睡眠薬を飲み続けました。
「薬を急にやめないで、危険だから」
という医者を信じていました。
ところが、
私の人生に
ある日突然ミッションがやってくるのです。
「やまとこころのキャンドルサービス」
それがどんなものかわからぬまま、
走り出した42歳
あれから18年
一粒の精神安定剤も飲んでいません。
薬を突然やめて、医者にかかるのもやめました。
自分が好きになったと言い切る気はありませんが、
自分をあまり構わなくなりました。
そして、
苦しみとは、
自分について考えていることだと知りました。
私の60年の歩み
その全てが益であった!と言い切ることはできます。
自分の闇と向き合うには、
魂のスタミナが必要です。
自分の闇に降りるには、
勇気とガイドが必要です。
闇に降りて、光を生きる
幸いなるかな、
悩み苦しみ、嘆く人たち
自分を愛せない友よ
そこが、光への道です。
今日は茅ヶ崎講演。
どんな出会いが待っていることでしょう。
幸せは、歩いてこない
だけど、
歩いて行っちゃダメ
いま、ここにあるから