赤塚高仁ブログ

熱海舩井記念館

2018.11.04

 熱海に着いたのは、新幹線こだまの最終から3本前の列車でした。
連休の行楽地も静かに寝静まっていました。
東京聖書講座を終えてから、ある方と会食してからの移動でした。
さて
東京での聖書講座も最後から2回目、
最後の晩餐でのイエスキリストの遺訓を受け止めました。
もはや自分のこの世での命もあとわずか、
伝えたいことは山ほどあるけれど、伝わらない。
弟子たちとの思いの次元の違いにどれほどもどかしい気持ちであったのか、
どんなに孤独であったのか、
しかも、
やがて十字架という恐ろしい運命が待っている・・・

 レオナルドダビンチの絵画で知られている
「最後の晩餐」です。
もちろん、あの絵は全くのデタラメで、
当時のユダヤ人の風習を全く無視した酷いものです。
前が全部空いて、一列に弟子が並んで食事するのもナンセンス。
でも、
芸術作品ですから、そんなことはどうでも良いのかも知れませんね。

 人々に見放され、故郷から捨てられ、弟子にも裏切られ、
罪もなくとらえられ、
理不尽に裁かれ、処刑され、惨めに死んでいったわずか33歳の青年です。
この一人のユダヤ人が人類の歴史を変えたのはなぜでしょう。
宗教の教祖になるためにイエスが生きたわけではありません。
聖書に流れる「ほんとうのこと」を見つけて、
人生を豊かにしてゆくことは、大事なことだと思えます。

聖書講座のあと、お会いしたのは
政治評論家の片桐勇治さんです。
「月刊 ザ・フナイ」の執筆陣のお一人で、毎号異次元の情報を届けてくれています。
舩井勝仁さんのお引き合わせでしたが、
とても楽しい時間でした。
というのも、
片桐さんの人生を大きく変えた一冊の本があって、
その著者に会いにいって就職させて欲しいとまで言ったというのです。
就職は叶いませんでしたが、人生の師と仰ぐ気持ちはずっと持っているそうです。
その人物が、糸川英夫博士。
懐かしい友と出会った気持ちで、胸が熱くなりました。
そして、
語り合ううちに友から兄弟のような気持ちになりました。
片桐さんは、私の8歳年下。
私の知らない国際政治の世界を教えてもらいます。
とても嬉しい出会い、勝仁さんありがとう。

 東京駅で勝仁さんと別れましたが、
もうすぐ熱海で再会します。
舩井幸雄記念館で午後講演させていただくのです。
記念ホールが超満員との連絡をいただいています。
やまとこころのキャンドルサービス、
今日は熱海で。

 11月は、家で寝るのは2日というスケジュールですが、
元気で走り抜けたいと思います。

 
 

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