赤塚高仁ブログ

特別なツアーの案内その1

2018.03.12

 中村文昭さんのクロフネで発売されたDVDが、多くの方のところに届けられています。
赤塚建設に注文していただいた分は、今日発送いたします。

 今回の講演DVDの中で、特に時間をかけて語っているのがパラオ諸島のペリリュー島の話です。
上島英義先生が伝えたかったであろうことを、私が代わって話している感じでしょうか。
大東亜戦争末期、昭和19年9月、壮絶な戦闘が行われた南太平洋の小さな島です。
11000人の日本軍守備隊が全滅する中、
奇跡的に帰還したのが上島英義先生でした。
三重県からペリリューに出征した中で、ただ一人生きて帰ってこられました。
戦後、小児科医として多くの子供たちを助けた名医でした。

仲良くしてもらっていましたし、先生のご自宅の庭に観音堂も建てさせていただきました。
(先生が亡くなった後、水屋神社の一角に観音堂は再建築されました)
年末に、上島先生の御嬢さんの佳代子さんが突然わたしのところにやってきて、
何時間も上島先生の思い出を話してゆかれたのも不思議なことでした。
きっと、私に語り部として伝えてくれというメッセージなのだと思っています。

 いつも講演会では、ペリリュー島のことを最後に話すのですが、
時間が足りなくなって、尻切れトンボに終わることが多くて残念な思いをしていました。
今回、特別講演DVD制作にあたり、たっぷり話させていただきました。
すぐ近くに上島英義先生の息づかいが感じられるような気がしました。

 上島先生の遺骨を散骨するために、初めてペリリューを訪ねてから、
私はパラオと日本のことを語り伝えるようになりました。
「ヤマト人への手紙」の中にも書きました。
もっと多くの人に語り伝えなければと、思っています。

 天皇陛下が慰霊にペリリュー島を訪ねてくださったときも、
私は単身パラオに行き、陛下を現地の人たちともに、日の丸とパラオの国旗を振ってお迎えしました。

 そこで、DVD発売を機に、ペリリュー島慰霊の旅を企画しました。
パラオ本島の日本統治時代の歴史も学びます。
現地では赤塚の特別講演も予定しています。

 ペリリュー島を移動するための車が限られているのと、
島に渡る船の手配もあるので、募集人数は20名限定となります。

 時:皇紀2678年(西暦2018年、平成30年)11月22日~26日
 費用:約25万円(燃油サーチャージ別途)
 基本的に名古屋発着ですが、成田、関空も可能です。

 詳細は追って発表しますが、学びに行きたいと思われる方は、
赤塚建設HPお問い合わせフォームから申し込んでください。

 私は、この島を訪ねて、人生が変えられました。
 やまとのこころに火が灯りましたし、英霊に対する感謝の気持ちが確固たるものとなりましたから。
 
祖国を愛し、誇りに思う気持ちを持たせてもらえたことは、
 かけがえのない人生の宝となっています。

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