赤塚高仁ブログ

伊勢神宮大宮司交代のとき

2017.07.06

 雨が恵みとはいえ、
想像を絶する雨量に、被害が甚大なものとなっています。
九州地方の水害が広がりませんようにと祈ります。
どうか、かの地のみなさんがご無事でありますようにと、神様に願います。
太陽神、
アマテラスの守護を魂いっぱい念じます。

 さて、
昨日は、秋田県からやって来てくれた友を伊勢神宮に案内。
健康住宅と水素事業の同志であり、北東北の素晴らしいリーダーです。
スタッフと共に4人でやってきてくれました。
 ところが彼は私と同じ歳でありながら、伊勢神宮に参拝したことがないという・・・
スタッフ誰も伊勢神宮に参ったことがない。

 伊勢神宮は日本人の魂の故郷、必ず来てください、とずいぶん前から言い続けていました。
やまとこころのキャンドルサービスの火が灯り、ついにやってきてくれました。
おりしも伊勢にも台風接近、飛行機が飛ぶのか心配でしたが何とか無事にたどり着いてくれました。

空模様のせいか参拝される人も少なく、いつになく静かな神宮さんでしたが、
報道陣が列を為しているのはどうしてかな、と思いつつ御垣内での正式参拝をさせていただきました。

参拝を終えて戻ろうとすると、やってこられたのは伊勢神宮大宮司。
それも、鷹司大宮司と小松大宮司、新旧の伊勢神宮大宮司揃っての参拝です。

7月3日、10年在任された鷹司尚武氏が退任され、
あらたに小松揮世(きよひさ)氏が就任された、その報告の参拝だったのです。
新しい小松大宮司は、旧宮家である小松家の血をひき、
一橋大学を卒業後三菱銀行へ、カナダ・バンクーバー支店長、金沢支社長などを経て、
三菱財団総務部長、霞会館理事などを歴任されたそうです。

 新旧の大宮司が背広姿で参拝されるのに立ち会えることは、人生で稀有な体験といってよいでしょう。
その場に居合わせたご縁に感謝します。
なにか、胸の内でも不思議な気持ちが湧きおこってきました。
何かが大きく変わろうとしている、
そんな象徴のようにも思えたのでした。
そして、自分も変えられてゆく、
そんな上からの力の働きをも感じないではいられませんでした。

 ところで、神宮祭主も永らく務められた天皇陛下の姉君であられる池田厚子さまから、黒田清子さまへとかわられました。
天皇陛下の皇女が祭主を神宮で御務めくださるわけです。
これは、後醍醐天皇以来600年間途絶えていた、斉王の復活、大変なこと。
いま、天が願われていることだと私は思えます。

 いよいよ多くの人を伊勢神宮に導かなければなりません。
時がきています、急がされています。
ひとりひとりのヤマト人としての目覚めが、日本の目覚めとなり、
日本が目覚めるとき、世界に光が届く。

日本が世界の灯明台となるときがきています。
目ざまし時計が鳴り響いています。

 

PAGE TOP