赤塚高仁ブログ

砂漠に赤い太陽が昇る

2019.08.01

 ネゲブ砂漠、ミツペラモンのホテル「ベレシート」に2泊。
60名の旅は始まりから度肝を抜かれています。

 おそらく、日本人観光客が団体で2泊するなんて、
「ベレシート」では初めてのことでしょう。
個人予約でさえ、2年先までとるのは容易ではありませんから。

 初めてミツペラモンを訪ねたのは、30年前。
ラモンクレーターといわれる、陥没してできた不思議な地形は、
深さ800メートル、幅8キロ、
長さがなんと45キロにもおよぶ絶景です。

 そのころは、付近にも人はほとんど住んでおらず、
クレーターの見学を終えて、ベエルシェバの町のホテルに戻ったのでした。

いつの間にか、時は過ぎて、
ラモンの町も大きくなり、
奇跡のホテルが建築されたのでした。

「ベレシート」を訪ねたのは、6年ほど前のことでしょうか。
ベレシートとは、旧約聖書「創世記」第一章一節

「はじめに神は天と地を創造された」の「はじめに」
ヘブライ語の原語です。
まさに、創世記の世界を目の前に見て、息を呑むのです。
窓から見える風景は、天地創造の世界。

 年間降雨量80ミリという、創造もつかない荒野で、
部屋にはプールがついている超豪華ホテルを建築してしまうユダヤ人。
世界中から「ベレシート」を目指して宿泊客がやってきます。

 「ベレシート」に2泊、60名の日本人。

ホーリーランドツーリストセンターの石田社長、
私の親友イスラエル、アミエル社のオニ社長の力で実現しました。

 いま、ブログを書いている目の前に
真っ赤な太陽が昇ってきました。

 我が師、糸川英夫が願った、

「日本とイスラエルが手をつないで、世界を平安に導く」

そのバトンを受け継いで、走り続けています。
一人でも多くの日本人に想いが伝わるように。

 今日は、砂漠から死海へと歩みを進めていきます。
旧約聖書の世界、足の裏で読む聖書講義です。

 知るのと、来てみるのとは、やはり天地の差ですね。

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