神社めぐりをしていたらエルサレムに立っていた
昨年秋のイスラエル旅の仲間、鶴田真由さんが
素晴らしい本を産み出してくださいました。
贈っていただいたので、早速読ませてもらいました。
「神社めぐりをしていたら
エルサレムに立っていた」
ヤマトとユダヤ、古事記と聖書
こんなにも美しく霊的に繋げてくれた本が、これまであったでしょうか。
真由さんが撮った写真が、心の世界を広げてゆきます。
日本とイスラエルの関係を著した本はこれまでもたくさんありました。
けれど、どこかアタマっぽく、まるで漫画のように思えたものです。
ところがこの本は、真由さんが五感を通じて切り取った風景に、彼女の感性と第六感が味わいを重ねています。
真実の香りがするのです。
のめり込むようにして読みました。
長い間、私が探していたものが見つかった気がします。
うなづきながら読んでいました。
ところで、鶴田真由さんとは去年のお正月明け、長崎のあんでるせん貸切ツアーで出会いました。
紹介者はある映画プロデューサーです。
その映画プロデューサーが、イスラエルツアーを提案しその時集まった33人が是非エルサレムで再会しようと盛り上がったのです。
ところがそのプロデューサーは行けず、メンバーが次々に入れ替わると言う予想を超えた人選でした。
結局そのツアーの33名、私たちのいきさつを超えて導かれたメンバーだったとしか言いようがありません。
旅の中でもまゆさんは大きなカメラをぶら下げて、ニコニコしながらたくさんの風景を切り取っていました。
私も写真を撮ってもらいました。
その写真は、「聖なる約束」の著者近影に使わせてもらいました。
腕前はプロ級です。
ホントにいい本です。
一人でも多くの日本人に読んでもらいたい。
私も「団長」として登場しています。
「団長はパウロとご縁があるので、「新約聖書」が息づく場所に行くとアンテナが電波をキャッチするようでした。説明時の語り口調が俄然スムーズになり、まるで1冊の脚本を読んでいるような感情の入れ具合になっていくのです。
イエスが弟子と共に歩き、説教していたアルベル山に行ったときには、イエスも腰掛けたと思われる岩に腰掛け、聖書を読んでくれました。途中から、その姿はどんどんイエス化してくるのです。役者顔負けでした。」(131ページ)
と、役者に言われて気分良くする団長であります。
出会いはいつも、人生に新しい風を吹かせてくれます。