赤塚高仁ブログ

私は今、生きている

2017.08.22

南沙織の「17歳」
イントロから鮮やかに蘇ります。
そして、ラストのリフレイン
「私は今」パッパヤッパ〜〜
「生きているぅ〜」

夏の終わりに甘酸っぱい青春が胸に広がります。

さて、
ノスタルジーに浸っている場合ではありません。
歳を重ねると、17歳より
「知ってる」
「持ってる」
「それ、できる」
が、どんどん増えてゆきます。

しかし、生きる現場は常に新しい。
「知ってる」ことは役に立たないのに、
アタマで、できる、できないと判断します。

そして、「想定外」と言います。

どんなものも永久に続くことはありません。
万物流転。
どんなことも変化します。
何もかもが移り変わります。
だから、私たちも絶えず新しく変化しなくては
ならないのです。

そのためには、気づきが必要です。
変化する時間が必要です。
その時間を生み出す努力が不可欠です。
100%現在の役割に埋没したら、
変化できず、時代の変化について行けません。

学ぶ、ということは、変化です。
学んだ唯一の証しは「変わる」ことです。
学んだことで、自分は変わります。
昨日まで信じていた価値観から抜け出せます。

「わかる」

「かわる」ことです。

「どうせムリ」は、誰の心にもある
潰し屋の影。

「こんな気持ちはあいつのせい」
犠牲者の影。

「でも仕方ない」
売春婦の影。

「もう、イヤ!」
子どもの影。

この大きな4つの心の影に乗っ取られ、
エネルギーをじゃじゃ漏れにしてしまう。

闇を見据え、光に気づく。
闇に降りて、光を生きる。

旅出るのも、学びの場に参加するにも、時間を生み出す努力が必要です。
その努力が、時間を生み出す練習になります。

でも実は、学びは難しいです。

自分が理解できることや、興味を持てることの中には、あまり学びはありません。
なぜならそれは、自分の既知を肯定するだけの行為だからです。

学ぶためには、変化の勇気が必要です。
変化したくない人は学べません。

闇を見据える勇気、
闇に降りるスタミナ、
闇から光に出る冒険心。

変化しなければ本来あるべき自分の場所にはたどり着けないでしょう。

「想定外」
それこそ神の恩寵。
このギフト受け取って、一歩前の道を歩く。

「前例がないからやってみよう」と
糸川英夫先生は教えてくださいました。

「知ってる、持ってる、それできる」の世界から、
「私は今、生きてる」へ。

素直、
前向き、
学び好き。

17歳の頃のドキドキを取り戻して、
今日一日を確かなものとしましょう。

人生で二度とない大切な日ですから。

私は今、生きている!

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