聖書塾の仲間たち
2016.08.27
我が師、糸川英夫はイスラエルの旅の始まりに、
いつもこう挨拶していました。
「旅の目的はひとつでいいです。
それは、旅を通じて一生つき合える真の友をひとりつくること。
ひとりそんなともができたら、
この旅は成功ですよ」
これまで13回のイスラエルへの旅をしてきました。
28年の時が流れました。
糸川博士とともに6回、
イトカワ亡き後その遺志を継いで7回。
延にすると400人近い方々をご案内させていただいたのですね。
聖書の現場であるイスラエルで読む聖書は、
足の裏から私の魂に流れ込んできたものです。
ガリラヤ湖の水が、2000年まえのイエスが発した言霊を
波動として記憶しています。
その水の記憶にアクセスするとき、そこにイエスと弟子たちの情景がまるで3Dのように立ち上がってくるのです。
去年のツアーでは、映画監督の白鳥哲さんが、
イエスと目が合ったと言っています。
ヨハネ伝を説く私の後ろに立つイエスを何人もの仲間が目撃しています。
ある教会の牧師さんは、イスラエルに行ったことがないと言いました。
私にしきりとイスラエルのことを聞いてきます。
百聞は一見にしかず、一度一緒に行きましょうよ、と言うと
「危ないからと、妻が反対するんですよ」
職業としての神職、聖日の集会での説教は、
神学校で習った聖書の知識なのでしょうね。
この2年間名古屋聖書塾、恵那聖書塾、長崎聖書塾、大阪聖書塾、神戸聖書塾、桑名聖書塾と開催してきました。
青森、埼玉、神奈川、姫路、長崎、愛媛と各地から集まってくださいました。
求め渇く、くたびれた魂に命の水は流れたでしょうか。
昨日神戸が終わり、今日は大阪最終講義です。
天皇陛下の存在と、霊的意義を聖書で読み解きます。
ヨーロッパに伝わり、白人のメンタリティーで広まったイエスの言葉、
福音というものは、私たちヤマト人には届かないのです。
だから、
イエスと直接つながることが、何より大切です。
何故なら、イスラエルはアジアの西の果て、東の果てのヤマトとは兄弟なのですから。
講演会では、毎回同じような話を繰り返すことになります。
連続講義で、同じメンバーで毎回3時間聖書の世界を深めていくと、
あたかもイスラエルを旅した仲間のようになります。
一見日常生活とは関係なさそうな聖書塾ですが、
私たちがやがて帰る、もとの場所をイエスから学びます。
どんなひとも、どんな国に生まれようと、何をしていようと、
必ず死にます。
しかし、魂は死にません。
永遠の命です。
またいつかきっと、聖書塾再開します。
土曜日の夜、ログハウスで。
そして、日曜日の早朝参拝に伊勢神宮に行きましょう。
それとも、修養団の道場に集いますか。
講演会はやめますが、キリストの伝道はやめるわけにいかないのです。
これは私が決めたことでなく、
私に願われていることだからです。
パウロとの聖なる約束だからです。
修養団に聞いてみましょうね。
伊勢神宮で聖書講座。
アマテラスとイエス、ときに日蓮や親鸞、空海も呼び出して、
やまとこころの火を燃やす。
面白そうではありませんか。
一泊二日の伊勢へのいざない。
本気の仲間と祈りたい。
天皇陛下だけにお願いしている場合ではありません。
陛下は、お一人で十字架にかかろうとしてらっしゃいます。
たとえわずかでも、担わせていただきたいという願いが、
沸かされてならないのです。
では大阪最終講義、行って参ります。