赤塚高仁ブログ

街頭インタビュー

2020.05.12

 街角で道行く人にインタビューをするというのが、
ワイドショーではありふれた場面です。

 見るともなしに、見ていて気付くことがあります。

「○○についてどう思いますか?」

「政府の○○を思いますか?」

 その人が答える前からどういう風に言うか、
想像がつくのです。

 番組の意図に沿ったものしか取り上げるはずがないので、
新しい特別な意見が採用されるわけがないのですが、
否定的な意見を言う人は、
発言の前から否定的なことを言う顔をしています。

 嬉しくて幸せな答えをする人は、
言葉以前に表情が肯定的です。

 画面に出た通行人の顔を見た途端、
答えを聞く前に、肯定的な答えか、否定的な答えかわかります。

その人が生きてきた時間が顔に現れ、
否定的なものの考え方をしている人は、そういう顔になり、
肯定的な生き方をしてきた人は、そのような顔になるのですね。

 これはほぼ例外はないようです。
いえ、
顔の造りを言っているのはありませんよ、
毎日口から出す言葉がどんな風なのかが、
歳を重ねるにつれ集積されているということなのです。

 誰もが歳をとり、
美貌というものは衰える、
花の色はうつろいやすいものですが、
生きた足跡が美しい表情として花開くのは素敵なことです。

 いい顔とは、
その人に頼みごとをしたくなる顔ではないでしょうか。

 「頼まれごとは試されごと」
仲良しの中村文昭さんがいつも言うことですが、
まず、
頼まれやすい人になりましょう。

 でないと、神さまも試してくれませんから。

今日も一日素敵な言葉を出して、喜びの世界を創造しましょうね。

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