見えない世界からの誘い
2020.03.07
濃霧のためイズミールからアンカラへ飛ぶ便が3時間ほど遅れました。
日本のように親切丁寧なアナウンスもなく、
いったいいつ飛ぶのか、
いや、そもそも飛ぶのかどうなのかもはっきりしないまま、
時間が過ぎてゆきます。
一緒に旅する仲間たち、
総勢22名
ビクともしません。
空港内のカフェで楽しく盛り上がり、
いよいよ出発となると
「もう行くの?」
旅行というと、旅程を消化するもののように考えがちですが、
そのときそのときの時の流れを味わい尽くす、
トラブルをも楽しんでしまう。
旅の達人は、まさに人生の達人でもあります。
素晴らしい人たちと旅をさせてもらえることを、
魂いっぱい感謝しています。てー
また、
この旅で感じたこと、学んだこと、伝えてゆきます。
アンカラから4時間ほどバスで走り、
カッパドキアへ着きました。
バスで移動しながら、地平線に沈む太陽を見ていると、
いかに普段小さな枠の中でものごとを見ているのかを知らされます。
大きなはずの自分を取り戻すためには、やはり、目的を持たない旅の時間が必要ですね。