講演はライフワーク
建設会社の社長が、
どうしてイスラエルのことや、
日本の神話の話をしてあちこち行くのですか?
本業と講演のバランスはどうやってとっているのですか?
会社大丈夫ですか?
社員さんたち何と言ってますか?
どこかで罪の意識を持っていたのでしょうか。
なんとなく後ろめたさが拭えず、
本業に本腰を入れないといけない。
そう思い、
一昨年講演もイスラエルツアーもやめると宣言しました。
ところが
去年はイスラエルに三度、
今年もすでに二度、
11月にもイスラエルに行きますので三度になります。
来年もすでに三度のツアーの準備を進めています。
講演会も来年11月まで、
北海道から九州、全国各地で開催されます。
聖書講義もすでに来年、
東京と北海道、北九州で開講が決まっています。
42歳のとき、
シリアのダマスカスのホテルで聞いた、
「お前は私のようにキリストを伝える」
という、
パウロの声。
私が願うことではなく、
私に願われていることを生きる。
その喜びの波動が、
周囲を幸せにしてゆくのですね。
それを
「ライフワーク」というのだと教えてくれたのは、
本田健さんでした。
それまで「天職」とか「使命」とか言葉にして、
生き方を求めていたけれど、
どこかしら無理で窮屈な感じが拭えないでいました。
本田健さんとのイスラエルの旅の途中で、こんな会話がありました。
「赤塚さんって、建設会社の社長なのにどうしてイスラエルに19回も来ているんですか?」
いや、糸川先生の想いを伝えたくてね・・・
あと、聖書を伝えるのも使命のような気がして・・・
「そうすると、赤塚さんはクリスチャンなんですね」
いや、キリスト教を伝えたいわけじゃないんですよ・・・
「あ、赤塚さんにとってイスラエルは趣味なんですね」
その会話をじっと聞いていたのが、本田健さんでした。
「赤塚さん、
イスラエルは、赤塚さんのライフワークですよ。
これだけの知識があって、人を巻き込む力あって、
人を感動させて・・・赤塚さんにしかできないことでしょ。
僕、めちゃくちゃ感動してますし、人生揺さぶられてますよ、
このツアー。
糸川先生を超えて、
赤塚さんにしかできない大好きなことで生きてください。
赤塚さんがライフワークで生きていったら、
まわりが幸せで豊かになっていくんです。
決めてください、
日本とイスラエルの架け橋になって、素敵な人生を送るって。
楽しいことや好きなことを追いかけていくと、
次から次へといろんなことが展開していきますから。
赤塚さんがどれだけ受け取るかです、人生から。」
そして、大切な万年筆を取り出すと、
「赤塚さん、このペンでベストセラー書きましょう。
プレゼントします。
僕に出来ることは、何でもお手伝いさせてください」
本田健さんとの出会いが、私の転機となりました。
それは、健さんの知識やノウハウが優れているからという理由ではなく、
彼の「在り方」が本当に素敵だったからです。
人生を変える出逢い、
それは旅から生まれるようです。
イスラエルと日本の架け橋となり、
キリストを伝えて、
日本人こそ世界の救いとなることを知ってほしい。
新しい本の構想も練っています。