赤福
2019.04.17
今日は、
天皇皇后両陛下が伊勢にいらっしゃいます。
天皇としての最後のご挨拶とのこと、
明日の午前中、外宮。
午後に内宮をお参りされます。
勾玉と劔が陛下とともに動きます。
神話の国、日本です。
赤福は伊勢の名物ですが、
「赤心慶福」(せきしんけいふく)から名付けられています。
赤ちゃんのように純真な心に、福がやってくる。
とても大事なココロです。
赤ちゃんは、過去を悔んだり、未来に不安を抱いたりしません。
今、ここで生きることを生きています。
いまという瞬間に「ある」
いまこの瞬間との調和の中にあるとき、大きな力とつながっています。
いまという瞬間、命そのものとつながっています。
そこに「神」を感じるのでしょう。
その力に背を向けた瞬間「神」は、ただのコンセプト、概念となり、ある人はその概念を信じ、ある人は否定します。
「神」を信じることが大事だと、宗教家たちは言います。
「神」を信じることも、人生のすべての瞬間に立ち現われている「神」の現実を生きることに比べれば、お粗末な錯覚に過ぎません。
不安やストレスを感じるのは、過去や未来や、ここにいない誰かに支配されて、今の瞬間を生きていないからでしょうか。
いちばん大事なのは、意識の状態で、あとはすべて二次的であるということを忘れてしまっているからかも知れません。
赤ちゃんの心で、今日一日生かされてみましょう。